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猫のなるほど不思議学 知られざる生態の謎に迫る (ブルーバックス)

価格: ¥1,092
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
書評で絶賛、作者も壮絶な生き方、前ふりがすごかったです。 ★★★★☆
猫を飼い始めて、新聞にブルーバックスシリーズに猫の本がでるということでびっくりした記憶があります。日経新聞の書評でも絶賛され、作者の壮絶な生き方も紹介され、期待を持って購入しました。猫はブランドで買う人が多いため、雑種?のような猫をもらいうけた我が家にとっては世界の猫紹介は退屈そのものでしたが、その後の生態については、まあまあ面白く読みました。一般的に売っているワンパターンな猫本とは違い、ブルーバックス的な部分もありました。なんとなくつまんで読んでいましたが、新しく猫を飼うという人にせっかくなので渡しました。新しく猫を飼う人にはいろいろとアドバイス的な部分もあり、非常に興味を持てると思います。
猫の本来の姿 ★★★★☆
家に迷い猫が来たために、購入しました。
今まで、猫と暮らしたことがないため、とても参考になりました。
雑誌形式の本より、はるかに内容がしっかりしていて、猫の本来の生態などを知る
きっかけになりました。
少し、猫の話言葉がわかるようなきがしています。
猫への愛情が書かせた猫の「科学新書」 ★★★★☆
著者はよく勉強している。諸研究の成果がコンパクトにまとめられている。
体験談からの仮説的記述も興味深い(説得力もある)。
猫の生態について、少し踏み込んで知りたい人にとって、手元に置いておきたい本の1つである。
もちろん本書は、著者の才能の賜物にちがいないが、ブリーダーの副業?に塾の先生
という経歴が手伝って、このような、データを駆使した分析的な記述を生み出したのかもしれない。
眼のしくみの項には、とくに力が入っているように思えたのは、
たぶんこの著者が猫の眼に強く惹かれているからだろう。猫への愛情の強さが行間から読み取れる。
ただし、タイトルから連想させる「一気に読ませてくれるエンターテインメント的要素」は、
後半にいくに従い尻つぼみの印象を受ける。
「エンターテインメント的な要素をじゅうぶんに盛り込んだ科学書」に挑戦、
とまでいかないにしても、ここまで書いたのだから、もう少し読みやすく編集できたのではないか。
著者もより読みやすい記述にいっそう心を砕いててみることができたのではないか、
という感想も残る。著作経験から逆算すれば、評価が辛すぎるかもしれないが、
この著者なら時間をかければそれも可能だったかもしれない。
そんなことにまで思考の矛先を向けてくれる書物に仕上がっている。
ブルーバックスという枠の中では、どうしても学術の入門書的な体裁を余儀なくされる
ことを考えれば、これはこれで完成度のかなり高い作品と言っていいだろう。
猫の視力 ★★★★★
猫の様々な生態を、よく描写している。

科学的な根拠を、科学書のように厳密に実験結果を記録しているわけではないが、
そこそこ納得できる内容を紹介している。

読み物として読むというよりは、それぞれの項を参考にするとよい。

例えば、猫の視力の項は、猫の視力が、静止しているものについては、あまり精密ではないことを述べている。

猫が何かを見ているときの参考になる。
獣医学を学ぶ人は、専門書、専門雑誌にあたって、確かめてみるとよい。

猫を飼っているお宅では、1冊あるとよいかもしれない。
猫の生態を知る第一歩になると思う。
正にネコ大全といった感じ ★★★★☆
ネコを飼い始めて4冊の育児書、専門書を読んだが、
これはそのどれにも載っていない情報がこと細かに書かれていて、
正にネコ大全といった感じ。

多くのネコをブリーダーとして育ててきた著者ならではの、
実体験と科学的データに裏打ちされた文章は、抜群の説得力に富む。

たとえば三毛のオスは希少なため珍重されるが、それは何故なのかということを、
遺伝子学の面から詳らかにしている。
その博識と探求ぶりにはとにかく脱帽。
随所にネコへの愛がひしひしと感じられる文章が踊り、ネコ好きには心地よい。

また、人の役に立つイヌと人の言うことを聞かないネコでは、
とかくネコの方が頭が悪いとされがちだが、
作者はこれにも、科学的アプローチからアンチテーゼを提示している。
ここは正に拍手喝采といったところ。

正直、小難しい部分もあるため、他の育児書/専門書よりも
読破に時間を要したが、それだけの価値は十二分にあると言える。
ネコ好き必読の一冊としてお勧めしたい。