「これは自分のことだ」と思う例が多数。行動するきっかけになります。
★★★★☆
この手の本は何冊も持っています。
自分がいわゆるグズだという自覚があるのです。
本屋で仕事の資料を探して、ふとこの本が目にとまりました。立ち読みしてみます。
「グズ」の人の行動様式、心理状態がまったく私そのもの。そんな例がいくつも描写されています。
思わず買ってしまいました。
対処法としては、他の本にも書かれているようなことがほとんどです。
・完璧を目指さなくてよい。スピード重視。
・ともかく行動。
・睡眠を大切に。
他の本より優れているのは、「これは俺のことだ!」と思う部分が沢山あることです。
この本のまとめ。
「コンテンツ(内容)よりも行動。」
「グズは性格ではなくて習慣」
久しぶりにレビューを書く気になりました。
本書で述べられている対処法が、最終章などにまとめられていたらさらによかったと思うので、星は4つとします。
さくっと読めて、役に立ちます。
★★★★★
仕事でのグズグズ状態を改善するためのヒントを得たくて購入した本。
結論から書くと、簡単に速く読め、価格も安く、その上で役に立つ本でした。目的に合致していたので、星5つの評価。
本の最初の部分は、グズの習慣・考え方・行動パターンを適確に表現しているので、読み進めるのが正直辛いのですが(笑)、そこを乗り切ると、「よくここまでグズの心理を理解しているなあ」と思えてきます。
その上で、グズ習慣を変えるための考え方や価値観が提示され、具体的に役立つアドバイスが簡単に書かれているので、「これくらいならやってみよう」という気になれます。
グズは「考えすぎて行動に移せない」ことが多いのだそうです。
早速この本から得たことを実践してみようと考えた私は、あまり深く考え込まずに「この本のレビューを書く」という行動に出てみた次第です。
お役に立てれば幸いです。
もっと早く出会いたかった本
★★★★★
私はよく人から、頭はむしろ良い方なのに要領が悪いんだよね、
真面目にやっているのに結果に結びついてないね、
なんだかやることが遅いんじゃない?と言われてきました。
自分でも自覚はしているのですが、最近までどう直してよいのかわからず悩んでいました。
そしてこの本に出会い、書いてあることはまさに自分のこと!
そして、どう直せばよいかがわかり、希望が持てました。
和田先生の本は、精神医学に基づいて書いてあるのでとても納得できました。
一生懸命やっているのに同じ間違いを繰り返す人、結果が出ないひとはもちろんのこと、
子育て中のお父さんお母さんや、会社で上司という立場にある方にも是非とも読んでいただきたいです。というのは、親が気がつかないうちに子供をグズにさせていたり、また上司が部下をグズにしていることが結構あるのではないかと思ったからです。
私の両親は子育てが一段落したということもあり、大学に入学し勉強を始めました。
しかし親の勉強している姿を見ていると、要領も悪いしグズだよなあ、まるで私みたいだと思ったのです。
親がグズだと子供もグズになる可能性はかなり高いと思います(自分のグズを親のせいにするわけではありませんが)。
子育て中の方は、自分がグズであると自覚していなくても、実際グズでなくても、一度読んでみる価値があると思います。グズでなければ、それでよし、自分に当てはまる部分があれば直せばよいわけですしね。