でも、聴いてみれば納得。弦楽四重奏とロマ音楽のコラボレーションなんていうと、妙なところに力が入って悪い意味で”わーるどみゅーじっく”してしまいがちだが、そこは、クロノス・カルテット。タラフ・ドゥ・ハイドゥークスとの競演もあくまで、クールにかっこよく、しかし、力強く決めている。本当に特別なひとたちなんだなあ。