インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

題名のない子守唄 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: Happinet(SB)(D)
Amazon.co.jpで確認
良作 ★★★★☆
あまり自分の好みのタイプの映画ではなかったが、良作に入る映画だとは思った。
エグい映像もあり、全体を通して落ち着いた雰囲気なので、大人向きの映画と言えるだろう。
何度も見たくなる映画ではないかもしれないけど、一度は見てもいいと思う。
感動人情物語+サスペンス ★★★★★
過酷な人生を歩んできたヒロインに、観ている者は感情移入してしまう。犯罪を重ねるヒロインの姿も、これは愛する者への想いからなのだ、と観ている者は、同情してしまう。そういう風に描かれている。そしてヒロインを過去に肉体的にも精神的にも支配していた男は、観ている者の憎しみを一身に背負う悪の権化として描かれる。
憐れむべき女と、憎むべき悪漢、そして愛おしい幼い少女。単純だけれども、サスペンスを盛り上げるには、これだけわかりやすい人間像がいいのだろう。特にヒロインが愛情を注ぐ少女の可愛らしさと、ヒロイン苦しめる悪人の憎らしさときたら!誰でも、可愛い!憎らしい!と思えるように上手く描いている。
悪人だけれども、この男にも同情すべき所もある、という描き方の方が、個人的には好きなんだけれども・・観ている者を単純にハラハラドキドキさせるように、あえて戯画化しているのだろう。

過去と現在が交錯する展開に、難しいと思う人もいるかもしれないけれど、それ以外は非常にわかりやすい人情物語といえる。
愛情 ★★★★☆
何も説明されないまま主人公の行動だけが描かれるため、物語がまるで
つかめないまま話が進む。想像させられるので、その分飽きずに見れる
のかもしれない。
サスペンス/ミステリーかと思ってみていたら、実はヒューマン映画だっ
たという感じ。
ラストの方で、一気に全体像が見えてくるが、その後とてもせつなく、
しかし救いも残して映画は終わる。
ライティング、セット、ロケーション、小道具にいたるまで、よく出来
た映画で、エンリオ・モリコーネの音楽も素晴らしい。
見終わった後に飛ばしてもう一度見たら、伏線が大体回収できた。
エピソード個々には疑問点も残る(主人公を中途半端に追い詰める理由
が不明、フラッシュバックで入る扇情的なシーンの意図)が、全体的に
は良く出来た映画と思う。
主人公と子役、うまかった。
人々の思いの投影 ★★★★★
人々の思いの投影がテーマの様な気がする。

主役のウクライナ人女性イレーナの強い緊張が伝わってくる。
それだけの緊張をしてでも彼女が追い求めるものへの思いの強さと共に。

ジーナに向けて過去を語るイレーナ。
身体はぼろぼろになり、精神的に崩壊してもおかしくない自身を、
奇跡的に命を取りとめたジーナに投影しているのではなかろうか?。
「歩いても、歩いても、過ちばかり。出口が見つからない。」という彼女の言葉に、
人生の歯車が狂ってしまったことの苦悩が表れていると思う。

さらに。
テアがイレーナに見るのは、父親に暴言をあびせられる母親への思いではなかろうか?。
過去にひどい仕打ちを受けたイレーナが発する雰囲気を感じるのではなかろうか?。

そして、父親も。
彼がイレーナへ向ける視線。
自分が吐いた暴言を悔いているのではなかろうか?。
母性愛が光る! ★★★★☆
最初の話の展開から主人公(女優)の行動に引き込まれて・・
目を離させないサスペンス仕立てが良かった。
暴力(エロス)、忍耐、信頼、犯罪、執念などの訳もわかったし、
そのうち、やっぱり、母性愛がイチバン理解できたかな。
最後の場面は主人公同様、私も思わず娘の成長をみて微笑してしまった。
それほど、感情が主人公に移ったと言うことだ。
タイトルも鑑賞後、物語にぴったりと実感できた。
画像も綺麗だった。
賞にふさわしいと思う。