消防署等で救命講習を受講した事がある方もたくさんいるかと思います。講習を受ける前に読んでもいいし、受講後に読むとなるほどと救命の行動の意味がわかります。
意味がわからず行動してもいいのでしょうが、どうしてこうする事が大事なのかを知っておいてもいいんじゃないかと思います。

AHA（アメリカンハートアソシエイション）のBLS講習を受けるときには、
この本を買って勉強する必要があるでしょう。

わかりやすい本ですが、
内容の割りに高いなと思います。

医学系の専門書はこんなもんかもしれませんが、
内容はすごく専門的なことではなく、
一般的なことだと思いますので。

BLSコースを受講するのであれば必須のテキストですが、受講しなくても患者さんを助けるために必要な事が分かりやすく書かれています。

BLSのやり方が順番に書かれているのではなく、コースの進行と同じに書かれています。胸骨圧迫が最初に書かれているのは驚きです。他にこんな本はありません。

医師は比較的こういった事を軽視する傾向がありますが、へえ〜と思う事も多いです。是非一読を！！

私の診療所では、パラメディカル、医療事務職員に配布して、内容を理解し、分からないところは指導しております。BLSは一般市民でも必要な医療技術ですから、医療機関の職員なら必携の1冊と考えています。