今までの生き物図鑑系の全作を掲載していますが、
解説が解説書とダブル内容でしかないのが何とも残念、
作成にあたっての苦労話やエピソードなら読み応えもあったろうに、
写真と淡々としたそれぞれの種の簡素な解説が載っているだけの、
何ともつまらない本になっております。
そんな内容ですから、
この手のファンは全部実物をそろえていることが多いと考えると、
ファンなればこそ、あえて購入の必要もない本でしょうね、

巻末の製作者の座談会は面白かったですが、
座談会のためだけに買う内容でもありません。

この価格でこの内容だと、
造り下ろしの一体でも付けてもらわないと損した気分ですね。