ゲイゲイしい攻めを久しぶりにみたわけですが、地味ーなリアル感があっていいです
雰囲気というか、2人のいる空気というか・・・・
まあゲイの方がこの髪型が多いとかそういうわけではないですがなんというか淡い空気の中で
2人が自分の仕事をしつつ恋をしていくところがすごく好きでした
嶋二先生の黒髪がすごく好きなので個人的には好みでした。
あと毎回思いますがここの出版社のコミックスが出ると買ってしまう癖がつきます
話が一癖も二癖もあるものを出している所で今後期待の大きい出版社だと思います。

短編集。
尻切れトンボな感じの話もありますが、短編がシリーズ化しているものもあります。
おすすめは高校生寡黙わんこ攻め×３０歳スレ気味幼稚園先生受け。
冷めた大人の先生と、生徒である弟を迎えにくる高校生の探り合いながらの付き合い。
性格も違うくせに同じことに固執していたり嫉妬していたり、すり合わせれば同じ人間ってのが興味深かった。
にんまりとした冷めきった笑いが逆にちょっと切なくて、大人と子供？の中間のお話とでもいえばいいでしょうか。

ただ、全体を通してどうしてもこのコミックでなければ！というほどよいわけではありません。
悪くもないけどさして絶賛するものでもない。
話もどこかで読んだ感じはするものばかりです。

あとは絵が好みだとか、作家さんが好きだとか、二次的要素によるでしょう。

実は一読目はさらりと読み終わって、特別なものはあまり感じなかったのですが、
何となく後をひくというか、読み返してみたくなり、読むほどに何か新しい発見が
あって、「う〜ん、いいなぁ〜」と思い始めました。
帯にもなっていた「離れても思い出すのは〜」のモノローグが切なくて切なくて、
１番好きなのはやっぱり「青春プレイバック」です。可愛い２人〜〜〜。
これからハマりそうな予感がする作家さんです。

良くも悪くも普通。悪い所も無いけど良い所も無いです。
評価が良かったので買ってみましたが、絵も内容もBLでよく見かけるタイプだし、あえてこの人の作品で読まなきゃ駄目というほどのものでは無いです。

嶋二さんは同人で知っていたので、ある程度の安心感を持って購入しましたが、やはりよかったです。
間違いなかったです。
私は表題作が一番好きなのですが、どの作品もそれぞれの味があっていいです。
セリフや表情、どれも心に脳裏に残り、ふっと思い出してしまいます。
これからも楽しみにしていきたいです。