面白かった
★★★★☆
渡辺淳一の恋愛に関して書いてある本の中では、
どちらかというと切り込み方がソフトで、
過激な男のホンネを期待した私としては、ちょっと期待はずれでした。
でも、源氏物語の解説というと、女性作家が解説したものが多いので、
男側の事情というか男の視点で書かれたこの本は
なかなか面白く読むことが出来ました。
面白いです
★★★★☆
思わず「私はこの中のどの女性と同じタイプなんだ??」と考えてしまうほど。源氏物語に登場する代表的な女性を各章ごとに取り上げ、源氏とのやりとりからそれぞれの恋愛パターンと性格分析をしている。特に女性の人は、源氏物語そのものよりも面白いと感じてしまうかも。
女性論・恋愛論としての一冊
★★★★☆
人生には色々な恋愛の可能性が残されている。しかし、その全てを経験することは通常不可能である。一人の男性を取り巻いた女性のそれぞれの愛の形を分析し、古典から受け継がれる恋愛論・女性論として発展させている。
愛されるコツをもう一度考え直したいときにお勧め。
自分の根っ子にある文学
★★★★★
著書で語っているように、中学・高校で教わる「源氏物語」は肝心な部分をぼかして曖昧なかたちで教えるので、その良さがわからなかった。
この本を読んでから古文や古典の勉強をすれば、やる気も出ただろうと思う。
別の目線で読めます
★★★★☆
男性の目線で源氏物語に登場する女性たちを分析しているので、目新しさを感じる。
こんな考え方もあるのだなぁと納得したり腹をたてたりできるし、瀬戸内さんのものとは相対的な本。