宗教家が考えるようなことを考えて実践していかなくてはならないでしょう。
★★★★★
戦後の何もない時代から日本は再出発したわけだが、その後、日本人は、がむしゃらに働いて、世界第二位の経済大国になった。ここに至るまでは、先人達の大変な汗と努力があったわけだが、その先人の努力に胡坐をかいて、楽をしよう楽をしようと思っていると、確実に二等国に国力衰退してしまうでしょう。
しからばどうすれば?
今後の日本の経済戦略は、「付加価値」これに尽きると言ってもよいのではないか。
衣食住は大事にしながらも、それ以上の価値を創造する。
これしかないでしょう。
大量生産、大量販売ではない。(それも大事ですが)
今後の企業は、宗教家が考えるようなことを考えて実践していかなくてはならないでしょう。
時空を超えるとはかくなるものか
★★★★★
この本、いわれなければ気がつかないが、
実は、総裁の過去の著作から部分部分を集めたものだ。
しかし、一読して気づくように、「完全に一冊の本」である。
これは、総裁の述べられていることが、20年以上変わらないことを意味し、
また、20年前にすでにこの時代に通用することを語られていたことを意味する。
時空を超えるとはかくなるものか。
しかも、すべて聴衆を前に話された講演や法話を基にしている。
すべて「語りおろし」である。
それで、このクォリティはありえないと普通思うのだが、
その「ありえない本」がここにある。
一読をお勧めしたい。
まさに必勝戦略!ありえない内容だ。
★★★★★
この価格でこの内容はすごい!
経営指南書は数々あれど通常は内容の濃い良書は価格が高いのが普通。
通常図書の価格でこの内容は高額の経営書を購入したことのある人には
納得できつるものだろう。
読者の理解度によりレベルが大きく違ってくる内容だ。
経営実務を行っている人なら、役立つことが多いだろう。
あとは実践でどれだけ生かせるかが鍵。