渋さが無くなった。最大の特徴であるムーグをわき役に置いて、歌メロ重視にすればイヤでも聴きやすくなる。やりたいことがやれるバンドなんだとおもった。私は自称美メロファンですから１ｓｔはあまり聴かないのですが、これは結構聴いてますね。あと、国内盤はなかなか普通の店に置いてませんからアマゾンでさっさと取り寄せたほうが早いとおもいます。

　MCSの2nd!!好きになったキッカケは、1stの“my favorite～”のムーグと勢いだったんだけど、皆さん書かれているように、このアルバムは1stのようなグルーヴではないかな・・けど、個人的には、このアルバムのが好き!!

何より、バンドとしての完成度がかなり高くなった!!バンドのアンサンブルがとてもうまい!!ギターは歪み系の音を抑えた分、きれいに絡めてるし、ムーグも1stに比べると、溶け込んでいて、ヴォーカルがまた、歌うの上手くなってるし、ドラムとベースも1stにはないアプローチしてるし、1stから今作までの間に、凄い数のライヴをこなしてきたんだな～っていう、バンドの成長が聴けます。ま、角が取れるのをポップというなら、ポップになったね。ただ、それが残念かどうかは別にして、「ポップになったね」だけでは片づけられないアルバムだ！

全曲フルコーラス公式サイトで試聴可能(7月現在)。聴きやすいのが好きな人は②を聴くとハマるのでは。③はMatchbook Romanceとのスプリットに収められていた曲。アコースティックだったのが、このアルバムではバンドアレンジになってます。パンクオーラマ10の一曲目にも収録されているし、エピタフもかなり期待しているはず。

個人的に⑥～⑦は必聴!!⑧のラストのムーグワークは、相変わらずのMCS節!!なんだかんだでMCSの音が好きな人は買って損はしない!!!

エモ・ポップパンクとでも言いましょうか。今後のエピタフを支えていくであろうＭＣＳの２ｎｄ
アルバムです。前作に比べ全体的にシンプル＆タイトになったと感じました。と言っても音数や
手数が減ったのではなく、各パートがぶつからないようにしたうえで、シェイプアップして際立た
せたような印象。それはメロディや音作りにも感じられます。１ｓｔではムーグの音が少し耳につく
なと思っていたんですが今作ではやわらかく心地良い音になっており、ギターの歪みも少し抑えられ
ていてバランス良いです。前作よりアグレッション（そんなに攻撃的だったわけではないが）を控えた
メロディもポップに行き過ぎた感はあるものの、どの曲もポジティヴな気分にさせてくれる珠玉の出来
です。バンドが成長して角が取れて、肩の力を抜いて作れたのがこのアルバムなのかな、と思います。
バンド自身の力とマーク・ホッパス（blink182）のプロデュースがうまくかみ合った傑作。

かなり聞きやすい曲ばかり。最初から最後までリラックスしながら聞ける。ミディアムテンポな曲もあり、アップテンポな曲もある。　特にドライヴしながら聞くと、テンション上がる！お勧めは２曲目。いろんなアルバムを視聴したけど、このアルバムの二曲目にやられてしまった！　バンドの爽やかなメロディが耳から離れない！ずっと聞いてても飽きないアルバムはなかなか、見つからないかも！

前作「I am the movie」からすると物足りない。勢いがなく、どちらかと言うと、日本人受けするPopな感じになったように思える。
そして(これはパンク全体に言える事だが)、他のバンドと曲調が似ている。
個人的に、エモ路線のmotion～は好きだったが、今作で、少しがっかりはした。
が、６曲目～７曲目･･･コード進行は似つつもテンポをかえることによって２つの曲を１つにみせるような仕上げ、また７曲目のアレンジは「my favorite accident」級のエモさ、それと個人的好意をこめて、星は４つ。