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私は、産みたい

価格: ¥128
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新潮社
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粘り強い強欲 ★★☆☆☆
50歳の体外受精ということで、野田の価値観を知りたくなり急遽入手。

通読した感想は、野田聖子は自分のほしいものは、
子供に限らず地位や名声など何が何でもほしい種類の人ということ。
こういう粘り強い強欲者は、目標設定が正しいなら、
それなりの結果を残せるのだが…

欲望のために道理を追いやり、
立法者である国会議員に関わらず法の不備を突く。
子供がほしいのはわかる、不妊であるのも不幸だ。
でも50才を過ぎて、他人の卵子と内縁の夫の精子を、
自分の腹で生むのは、めちゃくちゃで、公人のすることとは思えない。
生まれる子は法的には野田の子だが、社会通念的にはグレーゾーン。
めちゃくちゃな出産するより、
現実に追いつかない法の不備を整備するべきだった。
微妙な本である。 ★★★☆☆
微妙な本である。

野田氏の様に、夫より子供誕生を最優先する姿勢に共感する人は決して多くは無いだろう。
むしろ夫である鶴保庸介の自然に任せて、出来なければそれは、それで仕方が無いという考え方のほうが
一般人として普通に感じる。

とは言っても、本書で書かれている某元首相(M?)の発言のように、「夫婦別姓を主張しているから子供が出来ないんだ」という、
暴論を支持する人はもっと少ないだろう。

社会の無理解があり、夫も無知。しかし当の本人の対応にも問題ありの三すくみ。
読後感はよくない。

しかしそれでも、この本に教訓を求めると、

本当に「私は生みたい」と考えるなら

・キャリアよりも、夫よりも、20代での出産を考える
・20代の内に卵管とか機能に問題が無いか検査する。

・リミットは45歳ではなく35歳である

 つくづく妊娠しやすい10代20代に中絶、避妊を勧める
この国の社会も時代に合わなくなったと感じる。

生物学的に30過ぎれば妊娠の可能性はぐっと下がるのです。

マンナンライフ ★☆☆☆☆
男に逃げられたからと言ってマンナンライフにあたってはいけないだろう。
 もう後がないという帯の文はたしかにそのとおりです。
 私の意見としては、政治家やめて、今話題の婚カツをしたらどうでしょうか。

鶴保庸介 ★☆☆☆☆
鶴保庸介の言い分を聞くと凄まじいんですよね。
体外受精に対して
『オレはオマエの子供をつくるための道具じゃない』
と反発して、
野田は
『妊娠しないのはアナタにも原因がある』
と反論。
もうこんなの愛じゃないわけで。
愛のないところに子供が生まれるのはおかしい。
鶴保には野田が夫婦関係を暴露したことへの怒りもあった。
野田は『女は45歳まで産める』という期待だけで仮面夫婦を続け、
ダメだとわかった途端に離婚。
こういう女性が子供を持つ資格はないと思う。
女性代表を名乗って欲しくない ★★★☆☆
「産む機械」発言で女性議員の連盟を組み、先頭になって柳沢大臣を辞任に追い込んだ張本人です。

祖母が凍らせたこんにゃくゼリーを1歳の乳児に与えたらのどに詰まらせて死亡した事件を発端に
国を動かしてこんにゃくゼリーを製造中止に追い込んだ張本人です。

いずれ2つの行動ともに論理と常識を置き去りにしてヒステリックに行動した感が強く、
女性の視点から見ても男性の視点から見ても彼女の行為には賛同できません。

書籍の中でも様々なエピソードから芯が本当に強い女性だというのは伺えるのですが、
だからといって自分の意見が女性全体の意見であると考えて欲しくないなと思いました。

産む機械も発言全文を読めば趣旨は産む機械と言っているわけではないと
小学生の国語力でも理解できますし、こんにゃくゼリーに至っては餅はどうなんだという感じでまるで論外です。