日本革新の科学的展望
★★★★☆
日本共産党の綱領の解説を通じて、世界、日本の情勢、民主主義革命、社会主義的変革の科学的戦略、社会主義、共産主義の輝ける未来社会の展望等が示されている。特に、未来社会論では、不破哲三氏の深い見識が分かる。
机上の空論
★☆☆☆☆
日本共産党は政党じゃない! 単なる無産階級で左翼論者による超壊滅政党だ。 共産主義とはノーメンクラトゥーラによる、洗脳に基づいてなんとか成っているのだ。 共産党が日々堕落し続けているのがよーく分かる一冊です。
未来社会の理論が飛躍的に発展
★★★★★
2004年の第23回党大会で決定した日本共産党の新しい綱領を、不破議長が中央党学校で講義した内容が書籍になりました。
綱領の全体にわたる改定であり、どの章も新しい提起・充実した内容にあふれていますが、やはり読んで一番感銘を受けたのは5章の未来社会論。
社会主義・共産主義社会の展望を、これまで常識とされた生産物の分配の仕方から説明するのではなく、生産関係そのものの変化から説明するもので、資本主義の本質である「生産のための生産」「利潤の増大のみが目的となる経済活動」が克服される時代が必ず来るということ、そうでなければ人類も地球環境そのものも維持できないという指摘に、おおいに納得しました。
一番新しい日本共産党像について知りたいのなら、真っ先にこの本をお勧めします。