古いようで、新鮮味のあるテーマです
★★★★★
原作(アニメ)は、見ておらず、何の予備知識もなく
読み始めました。
まだ、全5話中、第1話目までしか読んでいませんが、
読んでる途中で、何故か、映画「ブレード・ランナー」
の中の、いくつかのシーンが、度々頭に浮んできました。
おそらく、人間そっくりのロボットや、それらの中の
感情について書いてあったせいだと思います。
でも、ブレード・ランナーとは、違った切り口の物語
なので、ある意味新鮮さを感じました。
残りのお話が、楽しみです。
見事な補完
★★★★★
原作をベースに、そこで描ききれていなかった部分が筆者独自の視点で補完されるとともに、オリジナルのエピソードが追加されていて面白いです。具体的には、原作における「コージ&リナ」と「マサキ」のエピソードが削除されており、その代わりに「リクオ」がピアノを弾かなくなった経緯や、その直接原因を作った人物(?) に再会するというオリジナルエピソードが追加されています。
筆者は原作(アニメ作品)に直接関与していないようですが、原作の雰囲気は十分継承されていると思います。なお、原作に見られたシリアスな伏線については一切触れられていません。
原作を知らなくても十分楽しめると思いますが、知っておいた(ご覧になった)方がより楽しめるでしょう。
アニメ版とは少し違った視点で楽しめます
★★★★☆
アニメ版をなぞりつつ動画ではわかりにくかったリクオの心情がうまく表現されています。
さらに彼のピアノのエピソードに比重が大きくとられ、動画ではあっさりピアノを弾いてしまったところが小説版では気持ちに一区切りされた様子がよくわかります。
また、オリジナルエピソードでピアノを弾いた後の後日談もあり。
イヴの時間を観た事がなくても楽しめるし、観た事がある人でも楽しめる、いいノベライズです。
ちなみにマサキのエピソードは収録されていません。
大満足
★★★★★
アニメでは分からなかったリクオの心情も上手に表現されていてとても良かったです
それにアニメにはなかった「彼」の後日談が収録されていたので嬉しかったです
アニメを見てない人も楽しめる一冊だと思います