NEGATIVE FX、SSDと共に当時のボストンハードコア、ストレートエッジシーンを支えたバンドで、DAVEはこの後、DAG NASTYやALLという輝かしい未来が待っております。ただ、両者とは違い、この頃のDAVEは喚き散らしており、後の姿とはまったくもって別人。
ホント、この頃のボストンハードコアが好きな人には、涎モノのバンドでNEGATIVE FXなどに目がない人は絶対に、こっちも興奮しないわけがない！
ひたすら、疾走し続け、１１曲を１０分ちょいで終わらせてしまうところも微笑ましく思えます。

ちなみに、この作品は83年リリースのデビュー12インチにボーナストラックであるWOLFPACKを加えた１１曲構成で、WOLFPACKではHUSKER DUのBOB MOULDなどがバックアップボーカルで参加しています。
もはや、こうなってくると、ボストンハードコアと言わず、USハードコアの屈指の名盤だと言っちゃいたいですね。

とにかくハイテンションです。ブレーキの壊れたチャリで急坂を下る感じに似てる（なんだそれ）。やっぱボストンのバンドはカッコいいです。