このLAの5人組は、何ひとつ新鮮味を感じさせない代わりに、パワー・バラードを復活させて、みずからの熱い想いを託した。そればかりか、デビュー・アルバムの11曲に、感動的なメッセージを目いっぱい詰め込んだ。聴いていると、彼らのことを現代的なクリスチャン・バンドと勘違いしてしまいそうなほどだ。音楽面に関しては、クリード、マッチボックス・トゥエンティ、ライフハウスといった生真面目な先輩たちにひけを取らないバンドと言える。特にライフハウスとの関連性は強い。何と言っても、ザ・コーリングのギタリストであるショーン・ウールステンフルムは、ライフハウスのドラマー、リックの弟なのだ。
愛、死、拒絶、復しゅうについて想いをめぐらせた陰うつな歌詞を武器に、ザ・コーリングは不安な旅に乗り出し、現代の恋愛事情に足を踏み入れる。彼らは何の結論も出さないが、焦燥感に満ちた時代を鏡の中に興味深く写し出していることは間違いない。したたかなミュージシャンシップ、リズミカルに繰り出されるメロディーと共に、ザ・コーリングには同世代のライバルたちより長い活動期間が期待できそうだ。(Jaan Uhelszki, Amazon.com)
哀愁漂うロック
★★★★★
たまたま耳にした「Wherever You Will Go」があまりに良い曲だったので
誰が歌ってるかを調べて、こちらのアルバムを購入。
どこか物悲しく、でも清々しいメロディー。
好き嫌いが別れそうなボーカルではあるけれど、
彼らの生み出す楽曲にはとてもマッチしている。
most valuable AAA album
★★★★★
米カリフォルニア州ロサンジェルス出身のアメリカンロック・バンドのデビュー作。
最初に聴いた印象はLIFEHOUSEフォロワー!?かという感じ。
しかも1曲目のイントロがもろに演歌チックで,
「このバンドは何なんだ?」と当初は戸惑った。
しかし,よくよく聴いてみると,
ヴォーカルの声質が似ているだけで音楽のタイプは全然異なる。
フォーマットに当てはめれば同じAAAになるのだろうが,
モダンロックというよりはメインストリームロックである。
いわゆる売れ線のロックだ。
しかも,ヴォーカルを担当するアレックス・バンドが
メチャクチャ美形なため,女性ファンが多く,
アイドル的な扱いすら受けているのが現状。
ただし,作曲能力はLIFEHOUSE並に高く,
本作に収録されている楽曲はすべて平均水準を軽く上回っている。
しかもM1"Unstoppable",M6"Adrienne",M10"Thank You"
といった名曲が随所で登場し,作品全体の質を高めている。
当然ライヴでも盛り上がるナンバーばかりだ。
これでバンドが永続きしたら最高だったのに,
2ndアルバムをリリース後,現在はバンドを解消して,
アレックスがソロアルバムを制作中らしい。
これはこれで期待が持てるが,やっぱりバンドの方がいいなぁ。
本当に最高
★★★★★
昨年引退したフィギュアスケートの本田武史選手が4年前のEXで使用していたのがこのアルバムの3番目に収録されている「Wherever you Will Go」です。なんかもう、素晴らしい曲で切なくて、でも元気が出てくる名曲。これだけではなく、アルバムのすべての曲が最高にいい。11番なんか涙が出そうです。音楽好きな人は絶対聴いて欲しい。
何年経っても何回聞いてもイイ!!
★★★★★
購入したのは出てすぐですが、未だに聞いています!
色々他のアーティストの歌に一時的にハマり少し、このアルバムから離れていてもふと聞きたくなって久しぶりに聞くと、またず〜っと聞いてしまっています。私の中では、かなり息の長いアルバムです!
アレックスの声は、見た目とは違ってパワフルな中、とても郷愁を感じさせますし、心にグッときます。。。
もちろん、「wherever you will go」も好きな曲ですし、全曲大好きですが、特にすきなのは「Could It Be Any Harder」と「Stigmatized」でしょうか・・・少し他の曲に比べ暗めかもしれませんが、とても聞かせてくれるメロディです><
最高!!!
★★★★★
「whereever you will go」を聴いてthe callingのファンになりました!!アレックスの声がすごく良いです。2枚目のアルバムよりもカミーノパルメーロの方が全曲何回聴いても飽きません。CDについているPVはアレックスが最高にかっこいいです。