「地下室のロッカバラード」が欲しくてこのＣＤを買った。
小島麻由美はいわゆる「美人」ではない。
しかし一般的な「美人」にはおそらく永遠に持つことはできないであろう魅力を持っている。
その半分は天から与えられたものであり、あとの半分は彼女自身が自ら耕し、撒き、育てあげたものであり、見事に咲いたその美しさはこの楽曲の音ひとつひとつにも、この歌詞の言葉ひとつひとつにも、そしてその恋の物語の在り様にも満ち溢れている。一般的ではない美しさが。一般的であってはつまらない美しさが。
世に溢れる歌姫たちの歌声が、すべて虚ろに遠のいていってしまうのを感じる。

宝石のＣＭタイアップ曲。スピード感あふれる生楽器のセッションです。
ウチコミのシンセ曲に飽きた方にはお勧めですよ。

小島さんの曲の中でも有名なものだと思います。
ＣＭでも使われているので聞いた事がある方も多いと思います。
小島節が炸裂していて、とても耳につく曲です。