希望はどこに
★★★★☆
~今、作られているたくさんの建築に、どこかリアリティを感じなかったり素直に良いなと感じられない人はこれを読むとその原因が浮かぶと思います。それが、建築の終わりであり、問題点であるという話しです。具体的には建築においての時間、在り方、社会における建築家の在り方を述べているもので、一つの答えを強く提示しているものというよりは、私達にこの~~ままでいいのだろうか?と問いかけるものになってます。「建築的思考の行方」と併せて読むと、内藤さんのスタンスがより理解できると思います。建築をなぜつくるか?どうして建築をこわしていけないのか?そのような疑問を持つ人は是非読んでみてください。~