往年の名曲もたっぷり
★★★★☆
カナダのスラッシュメタルバンド、アナイアレイターのライブアルバム。2009作
デビューからすでに20年、長きに渡ってその個性的なギターリフでファンを魅了してきた
ジェフ・ウォーターズ率いるこのバンド、本作は2008年チェコでのライブ音源を収録。
美しいイントロ曲“Crystal Ann”で幕を開け、続く“King of the Kill”からアナイア節が全開、
安定した演奏力と、巧みなリフワークで聴かせるクールなスラッシュメタルが堪能できる。
“Never,Neverland”、“Phantasmagoria”、“W.T.Y.D”、“Alison Hell”といった初期の代表曲が
多く収録されているのも嬉しい。最近のファンはもちろん、1st、2ndがフェイバリットな方にもお薦めだ。
ジェフ・ウォーターズのギターに酔いしれ!
★★★★☆
序盤は少し遅めの曲で攻めていき、後半は初期の曲で畳み掛ける。
やはり好きな2thからの曲をやられると悶絶する。
基本デイヴ<VO,G>が歌うものの時にはジェフも歌うこともあり、双方の歌を
楽しむことができる。
デイヴのギターもなかなかのものだが、やはりジェフのギターに注意を払う。というのは
ジェフの難しそうなギターソロを難なく弾きこなす様がなんともかっこいいからだ。
さすがギターの名手といわれるだけある。
このバンドが好きな人はもちろん、ジェフのギターに興味を持っている人は必見である。
ジェフがいかに優れたギター奏者かわかる。
個人的にもっとアグレッシヴな曲を聴きたかったので、星4つとしました。