インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

白洲正子の宿題

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 世界文化社
Amazon.co.jpで確認
祖母から宿題とは? ★★★☆☆
白洲信哉氏は白洲次郎・正子夫妻の孫である。写真で見ると祖父にまなざしがよく似ている。最初に考古学の発掘を手伝ったのが葛城だったらしい。能の演目ではないが、最高の初舞台だと申し上げたい。選ばれし血統のせいかもしれない(そう考えると、恐ろしくて推測的発言も出来ないが、あえて問う。選んだのは誰だろう?)。
さらに、白洲正子が『祖母』という名で頻出する。檜原神社がお気に入りだったそうで、檜原神社から二上山への遠景写真が掲載されているのも良い視点だと感心する次第である。見えている景色に引込み線を入れて、ホケノ山古墳・箸墓・多神社・馬見古墳群・築山古墳・当麻寺・大津皇子陵墓等の注釈が付けば立派なものだが・・・。
もう一つ重大事項が書いてある。『祖母』が出雲につき、発言・記述をあまりしなかった様なのである。これは何を示しているのだろう?大好きそうなテーマだのに・・・、口が重くなるような事を何か知っていたのか?題名の『宿題』とはこのことであったのか?