子どもが大好きな絵本です。

子どもにとって身近なクレヨンを題材に冒険するというのが良いのでしょうね。
色もクレヨンらしい感じが出ているし、こんな自由に絵が描けるようになればいいと思いました。

きれいに塗れるようになるよりも、画用紙の上で色々な冒険を表現できるようになってほしいなぁ。

これはクレヨン、線がかけるよ。ロケットみたいに空だってとべる。いろんな色、いろんな形、すきなもの、いっぱいかいちゃえ。いっしょにあそぼうよ。２００６年３月発行

なんと！　クレヨンで絵をかくことが、冒険になってしまうという
楽しさいっぱいの作品です。

ポイントはロケットのように空をとべるクレヨン。
６人の子供達が、６色の大きなクレヨンと共に自在に飛び回り、
空をキャンパスに大きな絵を描いていく。

スピード感あふれる展開が特徴で、ジェットコースターのように
最後まで勢いよく続きます。

確かに子供にとって、クレヨンは、想像の世界を自由に飛び回る
乗り物といえますネ。

思わずクレヨンを手にして、絵本の上から落書きしたくなって
しまいました。（子供ならぜったいやると思う）

クレヨンを乗り物にしてしまうところがすばらしい。色あいが全体的にやさしい感じです。クレヨンでお絵かきを始めた頃のお子さんに、オヤスミ前に読んであげるのに最適です。ストーリーは、もうひとひねりあった方がよかったかな〜。登場人物は、せんろはつづくと同じでした。