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「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)

価格: ¥900
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新講社
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天真爛漫な幼児になれ? ★★★☆☆
いきなりP16で「???」でした。

感情豊かな人は、喜怒哀楽を都度その場ではっきり、全身で表現することで
心にわだかまりを残さない、だから上機嫌でいられるのだ。
それに対して、
腹が立ってもその場では何も言わず、うれしいことがあってもその場の空気を読んで
自分を抑え、心の中にドロドロ溜める、だから不機嫌な人になる。・・・という内容。

著者はこれを踏まえて、上機嫌な人であれと説いているのですが・・・
マジでっか?

読む限りでは、上機嫌な人とはEQの低い、幼児レベル。
そして不機嫌な人は、まったく常識的なオトナ・・・としか解せません。

著者が「上機嫌な人」とする幼児レベルEQの大人、職場に実際いますけど
周囲はみんなドン引きです。誰も信頼してないし、消えてほしいと思ってる。
あんなだから1回も結婚できないんだよ、という人さえいます。
たいしたことじゃないのに発生した感情に素直に従っている場面を
目撃すると、やはり私にはできないと実感します。

アゲアゲの「喜」・「楽」はこちらも嬉しくなります。
そしてまあ、「哀」も場合により許容できます。
しかし「怒=不機嫌」の感情は、その場で現すことは相当な覚悟がいる。
大人としてできない、だから苦しいのです。

どなたかがレビューで記していらっしゃったように
著者ご自身の、かなり短気な性格をどのように改善したのか
(その場での怒りの表現方法も)具体的に書いていただければ
納得したかもしれませんが・・・。


その場その場で発生した感情をしっかり見つめて、受け止めて、次に
そういう自分の感情を適宜コントロールし、上機嫌な状態をキープする・・・
という著述には素直に従えるのですが。

私の読解力が足りなさすぎるのでしょうか?
誰か教えて下さ〜い!!
軽い気持ちで読めば良いと思う。 ★★★★☆
私自身、感情の整理が下手なので、
タイトルに引かれて購入しました。

筆者が医者なので、専門的な事が書かれていると
思っていましたが、あまり医学的な事は書かれていませんでした。
人との付き合い方などの心構えの様な内容が多かったです。

感情の整理を上手くする為に、嫌な事はすぐ忘れる。
人を好意的に見る。自分の感情に素直になるなど
当たり前の事が多く書かれていましたが、
肝心のどうすれば、上記の様な事を
実際に行動に写せるのかについては、薄い気がした。

ただ人生訓見たいな観点で、軽い気持ち読めば
プラスの内容がたくさん書かれているので良かったです。
2-3回読み直したら評価が変わるかも? ★★★★☆
不機嫌と喜怒哀楽の違いに目ざまさせてくれた本である。軽快なわかりやすい文章で書かれているので、気がつくと読み飛ばしてし舞える本であるが、少し読み返すと結構良いことが書かれている。精神科医の著者が、身近なことを題材に、感情の整理(というより不機嫌の対処か?)を具体的に記している点がおもしろい。不機嫌に陥るメカニズム、それが及ぼす影響などが書かれている。私もまだ1回しか読んでいないが、2-3回繰り返して読むと得られるものが多くなりそうな著書である。
精神科医は何もわかっていないということがわかる本 ★★☆☆☆
ただ生きていればよい、という人には役立つことがあるでしょう。IQの低い人、物事の道理を理解していない人や常識のない人にも、お勧めできます。
しかし、たとえば、生きた証に何か残したいというような高い希望を持ちながら、家庭や環境に恵まれず目標を達成できないために苦労しているような人間にとっては、読むだけ時間の無駄です。
数百字の文章で済むような内容を延々と引きのばしてヒット作を生み出したい編集者にも役立ちそうです。
それができないから苦労している ★★☆☆☆
日常生活においてストレスを感じさせるような出来事が起きた時に
どうそれに対応して、うまく処理していけば良いのか。
コフート的な自己愛を満たすことができる人が「機嫌の良い人」となり、
自身の不機嫌で損をして負のスパイラルに陥ることを避けることができる。
さらに「心の掃除」として忘れ上手であること、原因についてきちんと分析する、
自分を褒めること、朝の気分の良さを大切にすることなどを挙げている。

「そんなことは言われなくても分かっているよ。それができないから苦労してるんだ」と
言いたくなる内容と言えば分かりやすいか。
理想論ばかり道徳の教科書みたいに説かれても、机上の空論に思えてしまい物足りない。
例えば激しやすい感情を抑えるための自分自身の感情を管理するためのトレーニング方法など
そうしたことに言及されていれば読み応えがあったかもしれない。