昔、(株)ラポートが出版していた「機動戦士ガンダム大事典」を意識した
内容、編集方針だと思いました

2ページで各話の紹介、用語、世界観の解説、監督、脚本へのインタビュー
オリジナルイラスト・・とそっくりですが、自分が読みたいことが書かれていて
大変満足です

欲を言えばこの世界の一番の肝と言える「GNドライブ」の説明が少なくて不満です
（翌年に劇場版が控えているので、詳しくは書けないのかもしれませんが）

GNドライブも含めて、技術論的な解説書は、「ガンダムセンチュリー」みたいな
カルト向けの解説本が出るのを待つしかない、と言うことでしょうか？

内容は確かにあぁ、なるほどと感じる部分もありました。

が

読めば読むほど
「何故コレを本編で描写しなかったんだ？」
という内容も。
非常に重要だと思われる部分も「ここはこうだったんです！」と解説されていますが
どうして本編で描写せずにこういう本で解説しているんでしょう？
それに、コンプリートと謳っている割には解説されていない部分も。

00での謎が明らかに！？という期待を満たしてくれる本ではなかったのでファン向けだと思います。
少なくとも僕にとっては内容が厚いのか薄いのか正直なんともいえません。

ファーストからセカンドシーズンまでのデータを収録と書いてあったので購入しました。しかし実際はファーストについてはほとんど書かれていません、せいぜい各話紹介が4ページぐらいにまとめられてる程度。セカンドシーズンについても全てのMSが掲載されておらずキャラクター紹介も少ない。3の1ぐらいが各話紹介で費やされいる。正直この本のタイトルにコンプリートとつくのは疑問である、返品も考えた。

裏話やＳＦ設定を知りたい人はオススメです。
・前巻の1st ワールドレポートと違いラストの25話まで載っている事です。
・１話-２５話 2Pずつ水島監督と脚本黒田の裏話がビッチリ
(当初はガンダム、ガンキャノン、ガンタンク の３形態リボーンズガンダムだったなど)
・ＳＦ設定の方がスタッフ達のコメントが膨大です。かなり満腹なれます
・後半の３分の１はイラスト集になってます
・ラストはマイスター４人と水島監督のインタビューがっつり劇場版の事も触れてます

オフィシャルファイル6冊買うより２倍安く２倍中身がある本だからです。
硬派の方が嫌う「どこかで見たMSイラストと紹介」「ストーリーの絵とあらすじ」
で半分以上を構成されているような中身うすっぺらタイプではなくこの本は字ばっかりでスイマセンという感じです、2ndはこれ１冊さえ持っていれば完璧です。
辞書みたいな存在なので絶対持っておいて損はない