クリスマスの儀式にむけて
★★★★☆
元気で食べることが大好きな中学生スズ。
今回のお話は、上級生が主催するクリスマスの儀式が中心です。
クリスマスと、それを待つアドベントの儀式で
スズの友達ミャーコが、主役の「聖少女」の役を得ます。
けれどミャーコは姿を消し、心配するスズが代役をつとめることになります。
一方、儀式に必要なバラを育てている高校生の真矢先輩も
なにか悩んでいることがあるようで……。
ロマンティックなクリスマスの行事と
食い気いっぺんとうのスズのおバカさが、かわいくて楽しい。
今回は、高等部の特別生で、カイもあこがれるサッカー上手な真矢先輩と
その親友で、スズをからかうのがお気に入りの井深先輩が登場。
この二人もかっこよくて、楽しくて、イイ感じでした。
でもでも、表紙では大きいカイの登場が少ないっ!
ちょいちょい活躍はしているんですが、
1巻とかに比べると、だんだん存在がうすくなっている気がして心配です。
スズとカイ、プランスの三人の関係がいちばんスキなので
もっと見たかったな。