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自殺島 1 (ジェッツコミックス)

価格: ¥540
カテゴリ: コミック
ブランド: 白泉社
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最初はちょっととっつきにくいですが ★★★★☆
最初の方は、主人公もありきたりだし話もありきたりで「うーん・・・」て感じでした。しかし、2〜3巻はとても面白くなっていくのでお勧めです。自殺島というタイトルですが、主人公を含め全く逆のことに目覚めるというのも面白いです。

また、この島には別の名前もあり今後キーワードになるのではないでしょうか?なんにせよ今後の話にも期待します。
よくよく考えてみれば理に叶っているかもしれない方法 ★★★★★
ちょうどこの「自殺島」を読む前に、
小野田寛郎さんの「たった一人の三十年戦争」という本を読んだ。

この小野田さんという人は、旧日本軍のゲリラ戦の専門家だった方である。
太平洋戦争に日本が負けたことを信じず(ゲリラ戦に入る前の最後の命令で、終戦は敵の謀略であると上官から厳命されていた)、銃を手に終戦後、何と三十年間にも渡ってフィリピンのルバング島で生き延びた人物だ。

彼がようやく終戦のことをはっきりと理解し、降伏に応じて戦後日本へ帰還してから感じた一文が印象的だった。

『私は戦場での30年、「生きる」意味を真剣に考えた。
戦前、人々は「命を惜しむな」と教えられ、死を覚悟して生きた。
戦後、日本は「命を惜しまなければならない」社会となった。
何かを「命がけ」でやることを否定してしまった。
だが、死を意識しないことで「生きる」ことをも、
日本人はおろそかにするようになったのではないか・・・』

この自殺島の主人公は、「楽に死にたい」とは思っても、
死に対して必死になっているわけではない。
あくまで消極的な意味で「死にたい」と言っている人物だ。
彼は島で他の自殺志願者たちが醜く、苦痛に満ちた自殺をしていくことに嫌悪感のようなものを感じる。
そして、食べることさえ満足にできない「死と隣合わせの世界」を目の当たりにして、人生で初めて「必死」になるのである。

現代の、豊かさに埋もれて感じることのない「死」という存在。
現代では、どんなことでも死はいけないことのように言われるが、
実は生を感じ、生命の尊さを学びとるのに実は必須の存在なのではないだろうか。

変な宗教よりも、単純かつ純粋な「生」を感じる場として、この自殺島のような大自然は、生きることに絶望した人間に厳しくも何かを訴えかけることができるのかもしれないと思いました。
自殺常習者を島流し。社会に不適応な人を排除する思想はいただけないが、サバイバル物になっていてためになる。 ★★★★☆
自殺志願者を離れ小島に、島流ししてしまおうという考えは、犯罪者の流刑やニートのドバイ送り(東のエデン)など、安易な発想だが、2巻あたりからサバイバル物になっているのが面白い。自殺志願者が厳しい自然の中で生き延びるために働かねばならない。これは、一種の行動療法でもあると思う。なんとなく漂流教室やドラゴンヘッド的な雰囲気で楽しめる。
地味に普通の漫画 ★★★★☆
日本政府が作った自殺者を隔離する制度だが、人道上の面で秘密なようである。
しかし抑止力のためを考えても、どうせやるなら公表してしまったほうがいいだろう。
しかもこんな大掛かりな事を自殺者のためにするなんて、日本政府はなかなか愛があるじゃないかと思ってしまう。
題名こそ「自殺島」とセンセーショナルであるが一部の登場人物を除いて生きることに必死になっていく姿が描かれている。
それも、バトルロワイヤルのように常時極限状態ではないから(というか結構普通に生活してる)、現代社会から離れて無人島でサバイバルする漫画となっていく。
だから、あんまり設定もシチュエーションも目新しいものはないし、主人公が見つけていくテーマも道徳の本にでてくるようなものばかりだ。
あんまりサスペンスっぽさを期待すると損をする。

追記
「死ねないなら生きるしかない」とあるが、自殺島では自殺は自由だし現にしている人もいる。
最近の連載を見ていると、自殺は過去の回想に留まっているのみである。
このようなキャッチコピーを作る出版社側の意図と物語の進む方向とのギャップがかなりすさまじいように感じられる。
現代の姥捨て山。ぬくぬくと生きてるお前らに理解できるのか? ★★★★★
この人も女は描きわけできねーな。男は生き生きと描き分けてんだがw男漫画によくある可愛いという記号だけの存在。映画バトルロワイヤルの焼き直しか。社会不適格者は捨てろか。

この本について色々と分かったようなレビュー書いてるコイツら自身が、現実には楽で豊かな日本の中で埋没してぬくぬくと生きてるんだから、何を感じようが考えようがほざこうが説得力皆無だ。作者自身すらそうだ。ホーリーランドとはそこが違う。どんなに分かった気になっても翌日には頭の中はいつも通りつるんとしてるぜお前らも。

虚しいなこの作品も。どこまでいっても絵空事の世界だ。この本を見て実社会で何かを感じるようにとか考えてるとしたら錯覚だから今すぐ止めたほうがよい。絵空事だよすべて。