現代の啓蒙思想家
★★★★★
「なるほどそうか、そうだよね。」と、
盲点に入ってしまって気がつかないことを
意識化させてくれる点の多い本です。
著者は、ある原理原則にもとづいて、
修行を続けてこられたのでしょう。
ものを見る目が、非常にしっかりしている、
と感じます。
政界・財界のエラい方々を批判する場合でも、
ビートたけしのように茶化すのではなく、
どうして批判されなければならないのか、
という筋をきっちりと通してあるところが、
著者のすごいところです。
勉強になります。
★★★★☆
時々、「それは、ちょっと違うんでないの?」と思う所もあるが、全体としては、学ぶ所の多い良書でした。《頭で考えるより、体で考えたほうが、むしろ正確である》というのは、まさに、その通りだと思います。でも、逆に言えば、《まず体で考えて、正しい方向を選択し、それから、じっくり頭で考える》というのも、大切だと思います。《直感》を最重要視する桜井氏の思想に、ところどころ違和感を感じながらも、最終的には《大納得》という感じの本でした。大変、勉強になりました。
高いところからでなく、生活レベルの事例でわかりやすく語って聞かせてくれる70の事柄。
★★★★★
雀鬼が語る、人生、仕事、社会。
見出し語ひとつに2−3ページの解説。見出し語は70個。それぞれの見出しについて、自分の意見を考えてみるのにも役にたちそうな本だ。
超常識と言っているのだが、発言は、実はどれも非常に常識的でまっとうな意見だと感じた。
確かに自己啓発本として読むと、内容は普通でちょっとがっかりする所もあるかもしれない。
ただ筆者の本が好きなのは、その言葉のどれもが生活レベルの体験に根ざしているところだ。
それが読みやすく、心に響きやすい要因だと思う。この本もそういう本。
壁をぶち破りたい人だけでなく、人生をとりまく色々なことを考えてみたい人、そういった事柄に軸のある対応をしたい人。ぜひ読んでみてください。
タイトルが衝撃的!
★★★★★
店頭で手にとって、思わず買ってしまいました。
何回も読みましたが、回数を重ねる度に筆者の言葉が重く感じられます。
筆者は勝負の世界に生きている人ならではの人生観を伝えようとしています。
その世界観は自分の心にとても響いてきます。
真剣に勝負をしたことがある人は、是非読んで欲しい一冊です。
雀鬼の言葉は、暖かく、やさしい。
★★★★☆
もともと、筆者の大ファンだったのだが、あまり本は読んだことが無かった。
この本には、筆者の若者に対する暖かい視線が多数あり、読んでいて気持ちが良かった。
この本は、雀鬼の生きていくうえでの考え方とか、大事にしていることがたくさん読むことのできるエッセイ集で、まさにタイトルどおり、期待通りだった。
買ってよかった。