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警視庁捜査二課

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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プロというものの必要性 ★★★★★
印象に残ったことなどを列挙する。
.コイツには絶対に勝てない。彼の性格も大好きでした。
.人物の器が違いました。自分の小ささを実感したものです。
.人格ない刑事の取調べで落ちたホシはいません。
.ホシが落ちる瞬間があるとすれば、人間と人間の信頼関係で「ふわっとした」感覚が生まれ る瞬間があります。その時です。

最後は人間と人間の関係であるということである。こういう人が組織・社会を支えているが、ここ20年位で組織・社会の実態が急速に変化してきたように思う。
共同体としての絆がなくなり個と個との関係になってきた。(資本主義としての行き着くところであろう)
知恵の伝承が消え、マニュアル主義が蔓延してきた。(コールセンターの繁盛がその証左だ)
その結果は社会全般に亘る質の低下(富裕層は別として)で、茹カエル現象のため前景としては見づらくなっているが注意して見るとそこここに顕れてきている。
生活しにくくなったものだ。
素晴らしい人生指南の書。 ★★★★★
何気なく手に取った本だが、一気に読めた。
他のレビューにあったが、「読みにくい」という気はしない。
むしろ、警察官らしく、明確で、時にユーモアにあふれ(本人はユーモアだと思ってないかもしれないが)、一気に読めた。

途中何度も笑いころげた。同僚のニックネームの付け方、最高。
こんなに信頼しあって仕事してる人たちっている?すごい人生だよ。
酒好きが伺えるのも笑える。

刑事人生について語っているが、他の仕事をしている人にとっても、大いに参考になると思う。

人生捨てたもんじゃないな、と思わせてくれる本だ。
非常に困った・・・ ★☆☆☆☆
捜査二課ということで、期待しましたが、内容はともかく感覚が古すぎる。
しかも、文章がブツ切りで非常に読みずらい。
作者は、作家ではないので仕方ないのですが、出版社がもっと校正すれば、いい作品になったのでは?
元刑事が語る数々の事件 ★★★★★

著者が実際に取り扱った様々な事件の舞台裏などが
ふんだんに盛り込まれています。世間を騒がせた
外務省機密費事件、キャリア官僚の逮捕など
記憶に新しい事件も取り上げられています。

また、数々の事件を捜査するために培われた
チームワークの良さ、刑事としての生き様など
読者をひきつける魅力が満載です。

汚職を取り締まる警察官の素顔と舞台裏を
赤裸々に描いた本書は、警察官として
捜査二課で活躍した著者だからこそ
書けた素晴らしいものだと思います。
地道にコツコツと ★★★★★
 40年近く知能犯捜査,公務員犯罪に敢然と挑んでいった元刑事の回顧録。
 新聞紙上を賑わせた様々な事件の裏に,寝食を忘れて捜査に励む刑事たちの努力と苦悩があったことを知らなかったとは正直恥ずかしい。被疑者の取調べや捜査書類の作成等刑事の仕事というのは本当に地べたを這うような努力の積み重ねであると改めて敬意を表したい。
 筆者は事情があって退職を余儀なくされたようだが,そんな愚痴や弁解はまったくといっていいほど書かず,純粋な気持ちで刑事捜査の実態を描いているところが共感できる。
 今,ベテランの大量退職時代を迎えて捜査技術の継承が困難になってきているというが,体感治安のよくない現代においてはとても憂慮されるところである。