月刊誌「たくさんのふしぎ」269号のハード化。
著者は付録によると、”ダーウィンが来た！”等の自然番組に
携わっている写真家だそうで、
内視鏡やらトラップやらの駆使はお手のもの。
それより彼のフットワークの軽さが、完成度を高めている
と言えます。

モグラといえば、
サングラスにツルハシしか思い浮かばないという方、
農作業の邪魔者と思われている方も、
モグラのイメージをくつがえされるでしょう。

巻末に、この本をつくるにあたり、以下の団体におせわになりました。（敬称略）
とあります。
東京農業大学野生動物学研究室、宮崎大学フロンティア科学実験総合センター、
群馬県自然環境課、群馬県立自然史博物館（長谷川善和館長）、幼菌の会、関西菌類談話会、
オリンパス(株)、(株)ミルスシステム、(株)シグマ、NHK（足立康敬）

多摩動物公園には、ユニークなモグラの行動展示室があります。
モグラマニアの方なら、もうご存じですよね。
かわいいトウキョウトガリネズミにも出会えます。

ちなみに、野生のモグラの捕獲には許可が必要となります。

ヒミズを知りたい方は「先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!」小林朋道著
もオススメ。