相変わらず次から次へとナッキーのまわりには事件がおこるけれど
ＯＬの職場であった話と言っても通用するような騒動ばかりで
子供たちの絵柄といい、本当にこれって中学校の物語なの？と
端々で突っ込みたくなってしまいます。
が、そもそもそれがフィクションというもの。
そうでなければ読者も食いつかないのですよね。

もうこうなったら、ナッキーと子供たちの成長は
見届けずにゃおれんので、これからも読み続けるでしょう。
つまりしっかり食いついちゃったってことでしょうか。

悪たれ団の頃の破天荒なナッキーの魅力は
教師のナッキーには見られません。
周りを巻き込んでかき回して、そうすることによって
新しい解決の道が見つかるというような先生になるのかなと
教師編が始まる前はなんとなく想像していました。

ある時はただただよりそうだけで、
またある時はひたすら言葉で子供たちの心を動かすナッキー先生。
今の時代、理想の教師像とはこういう先生なんでしょうかね。