東京ロッカーズの2世代目と言われてるけど、決して二番煎じなどではない。
★★★★★
むしろ、音源がほとんど出てない分、こっちのが東京ロッカーズよりも重要な感じがしてならない。
一応、日本のパンクの先駆けはLIZARDやFRICTIONだと言われておりますが、その両者とはまた別の輝きを持っています。
自殺なんかは、山口冨士夫(村八分のギター)の「ひとつ」をカヴァーしており、日本のパンクってのはまさか、村八分まで遡るのか!?などと、考えさせられたりもしました(多分、広い視野で見るとそうなってくると思う)。
そして、なんといっても極めつけがBOLSHIEで、当時は確か、16〜17歳だったんだとか・・・。なのにもかかわらず、音は本当にずば抜けていて、熱いんですよ!BOLSHIEの存在そのものがパンクです!
こういう面々がいなかったら、後のジャパニーズハードコアシーンなんてほとんど発展しなかったと思うし、海外であそこまでの評価を得ることもなかったと思います。
G.I.S.MやGAUZEって叫ぶのもいいけど、パンクというモノに接している以上、こういう面々にも目を向けないと・・・。