50年代とおぼしき古めかしいニューヨークで、さらに古めかしいたたずまいの(20-30年代か?)ビルにある会員制クラブ。とうに絶滅したと思われるタイプの好青年2人を中心に、こんなうまくいくわけないだろ、という気にさせない気持ちよい、古きよき時代のハリウッド映画のような連作です。
パーフェクトな紳士はそれなり重圧をしょってるし、不器用な青年は苦労しながら結構自由に正直に生きてる。事件も波乱もあるけれど、収まるところへ収まっていく運びが安心で心地いい。
男性陣特におじさまたちがとてもキュートで、女性陣はガッツあるけど下品じゃないからでしょうか。