中年の、そして人生の渋みを感じるドラマ
★★★★☆
わけアリの過去を持つ興信所の探偵が金を横領して失踪した銀行員を探す話。
最も探偵役が似合う俳優松田優作が最後に演じた探偵ドラマ。
しかし物語はやたら暗くて地味である。
特別どろどろした内容じゃないけど画面の暗さや音楽とかが異様に暗い。
放送当時14歳くらいだった自分はこのドラマの良さがまったくわからなかった。
松田優作全然戦わんしあまりかっこよくないなーくらいにしか思わなかった。
しかし今見るとその渋さがよくわかる。
しぶく抑えた中にも怖さやコミカルな部分がちらっとみえたりして最高。
このとき優作35,6歳・・・今の自分より年下なんが信じられません。
どしぶやなーーー