私の中では彼らのBest
★★★★★
e.s.t.を初めて聞いたのがこのアルバムだった。
透明感がありながら曇っているような、
少しダークな世界に一瞬にしてのめり込んでしまった。
いつ聴いても心が落ち着くような、大好きなアルバム。
スヴェンソンが亡くなってからは、涙が出てしまうけれど…。
こんなに素晴らしい音楽を残してくれて本当に感謝です。
すごくいいよ
★★★★★
Sunaga T' Experienceでおなじみの須永辰夫氏が絶賛したことでも知られるこのアルバム。
世間一般で言うところの『JAZZ』と同じ枠でくくるのが申し訳ないような
前衛的なサウンドになっていると思います(大げさかな?)。
ピアノが非常に心地いいです。
JAZZ初心者にもオススメです。
休日に聞いてると非常に気持ちいいですよ。
時代の最先端を行くジャズ
★★★★★
~プログレッシヴと評されるとおり、まさに時代の先端を行くサウンド。単にプレイが素晴らしいだけではない。3人の織りなすインタープレイ、メロディ・センス、様々なエフェクティヴなサウンド、いずれもが時代の先端を行く全く新しいジャズを示している。本当にクリエイティヴなピアノ・トリオである。中でも今回の作品は最高傑作といえる充実ぶり!ピアニス~~トであるエスビョルンのヨーロッパ的な詩的なメロディ、ベースのダンのギター的な歌うベース、そしてドラムスのマグヌスが創り出しすジャズ以外の様々な要素を取り入れたグルーヴ、それぞれが絡み合い、創り出すうねるようなサウンドは鳥肌ものだ。まさに21世紀を代表するアーティストとしての貫禄が既に生まれているアルバムだ!~
探求の成果。
★★★★★
<FROM GAGARIN'S POINT OF VIEW>から始まった3部作ではさまざまな可能性が追求されたが、そのプロセスで得られた成果が存分に反映されている。
3部作における彼らの作品は、ピアノ・トリオの既成概念を覆すようなカラフルなサウンドと変化に富んだリズム・フィギュアに包まれて提示された。このアルバムも基本的にはそこで模索された方向性を受けているが、ここで聴くことができる彼らの演奏は自身が模索してきたスタイルに対してさらに確信を深めていることを伺わせる。
それはさまざまな面においてプラスに反映され、ここで聴くことのできる音楽のすべてが洗練・集中の度合いを高めている。時に流麗とさえ表現できるような独特の美しさを備えるに至ったこのアルバムでは、彼らの音楽の本質的魅力であるリリシズムを強く感じることができるだろう。来日時に演奏されたタイトル曲や 7. Elevation Of Love をはじめ全編を通じてe.s.t.以外では聴くことのできない魅力に引き込まれてしまう。
サウンドの中から音楽に込められたエモーションを拾いだして聴くことができる人ならば、このアルバムから多くの愉しみを得ることができるだろう。