私は、ToHeart2のサントラを持っていますが、これを買いました。
ToHeart2のサントラとかぶるBGMがたくさんありますが、２はアレンジが入っているので、このCDでToHeart1の世界に浸ることができます。
ただ、古いせいか、音源が少し悪い気がします。それが、懐かしかったりするけど…。
FeelingHeartは、シングルでフルverも出ていますが、歌い方が少し違います。
このCDのFeeligHeartは、ショートverですが、ゲームのOPと同じです。私は、こっちの歌い方のほうが好きです。
もう、10年以上前のですが、ゲームをプレイした方は、ぜひ聴いてみてください。本当に懐かしいです。プレイしたあの頃に戻れますよ。

美少女ゲームの金字塔、To Heartのサウンドトラックです。ゲーム内でも鑑賞できますが、ファンなら是非CDで聞きたいものです。
一つ一つの曲は短いものが多いですが、いずれも名曲です。ToHeart2にも引き継がれた曲がいくつかあることがそれを物語っています。

ゲームを一度でもやったことがある人は、それぞれの場面が思い出されます。またPC版の方とも同じ曲があるので、両方やったことのある方は面白い感じがすると思います。
確かに１曲１曲は短いですが、ゲームにはまった方は買ってみてもよいかと。

このＣＤはゲーム後に聞く人がほとんどでしょうね。
ゲームしていない人にとってはただの短いＢＧＭ集といったところでしょう。
しかしゲーム経験者もゲーム抜きに聞くとかなり物足りなさを感じてしまう。
何せ短い・・・（１分ちょっとの曲多し）。
ゲーム中はエンドレスに奏でられる曲を“ながら”聞き。しかもシナリオの流れやキャラの動きに心の襞が揺り動かされその蠢くうねりの高低に旋律のキーがマッチし、うまく共鳴しちゃったりするといやと言うほど感動が高まって『音楽もすごく良い！！』等と思うのだけれども（呪文のように同じフレーズを何度も聞く事による心理的効果も無視できない・・。）ＣＤと言う形で曲一つ一つと真っ向から向き合うとザク切りにされたゲームミュージックの弱さばかりが印象に残ってしまう。

そうならない為にはいくつかの方法が考えられた、と私は思う。
例えば・・。
１．繰り返しになることを恐れず少なくとも３分は続けて演奏すべきだった。
２．歌詞をつけてゲームキャラの声優さんに歌わせるべきだった。
３．オーケストラバージョンなどアレンジした曲を混ぜるべきだった。
それが不可能ならやはり音楽はゲームの引き立て役ということでゲーム中の場面場面に割り振られた短い曲達は無理に個別演奏するのではなくメドレーにするという手もあったと思う。
それにオリジナルで追加曲を入れたりして・・。
まあ、単にゲームの曲をいつでもすぐに聴きたい、と言う人にはシンプルなこの形がやはりベストなのかもしれませんが。

　いまさら言うまでもないが、この音楽なしに「To Heart」
は語れません。「春風にのせて」「新緑の草原」、「暮れ
ゆく陽」などの曲が、桜舞い散る春から夏を舞台としたこ
の物語の世界観を形成しているといってよいでしょう。

　通常のゲームミュージックで効果音的に使われる短い
音楽には、わざわざサウンドトラックにするほどのものと
は思えない曲も多いけど、このゲームはそういう「添え物」
的なハズレ曲がほとんどありません。少々おふざけの
「カッコ悪ぅ」だって私は好きだったりします。
ただ、ＰＳ版をベースにしたこのＣＤ、オリジナルのＰＣ版
のＣＤ－ＤＡのほうが明らかにメリハリのある曲も多く、
星ひとつ減点です。