これは早すぎる
★★★★★
ここに収録されている「花筏」は、本当にブラッシュアップされるちょっと手前の演じ方です。
噺の切り出し方にやや無理があって、まとめがちょっと早いんです。
CDで平成5年頃に演じられたモノが収録されたのがあります。
これが、絶品です。
昭和50年代後半から末に収録されたモノは枝雀さんの挑戦の時代を納めています。
ですから、結構荒削りなモノもあります。
人気絶頂ですから、お疲れになっている部分もありますし、本当に芸に悩んでおられるところも見え隠れします。
でも、☆は5つ。5つでは足らんのです。