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習近平の正体

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
キャッチフレーズに偽り無し ★★★★★
 帯に「中国研究、中国ビジネスの“必携書"」
とあるが、その言葉に偽りのない本であると思う。
2012年に次期、国家主席になることが予想される
習近平のプロフィールや逸話を家族や権力者達との
関係を中心にテーマ別にまとめた一冊。
 勿論、習近平のみならず教科書でお馴染みに
なっている人物から、普段あまり聞かない名前の
人達の現状まで言及しており、中国の現代史を
知る上でも充分に役立つ書である。巻末に記載
された人脈図は中国研究には必須となるであろう。
これまた巻末に記載されている年表も文章の構成が
テーマ別であり、年代順ではない事で起こり得る
デメリットを緩和している。
 本書のおさらい、もしくは導入として副島隆彦氏の
世界権力者 人物図鑑 世界と日本を動かす本当の支配者たちの
82〜89頁が役立つように思う。
 
 それにしても、件の天皇特例会見において騒がれた
“天皇陛下の政治利用"を本当やっていたのは、小沢でも
羽毛田長官でもなく習近平ではないのか?と思わされた。
タイトルに想像がふくらんでしまった ★★★☆☆
タイトルに想像が膨らんでしまった。「習近平の正体」といわれ、「なにか過去に悪いことでもやったのか?」と興味しんしんでスキャンダルネタを期待してしまったようだ。むしろ、次期、中国の指導者となる習氏の人となりなど情報満載といった内容。勝手に妄想して本書を手にとってはいけない。
目からウロコの本 ★★★★★
日本でもそうですが、政治家の人となりはなかなか報道ではわかりません。
特に中国となると、なんとなく私も「ひどい政治」をしている「悪い人たち」がいるというイメージで見ていました。
この本を読むと、そういうイメージ通りの中国政治の「ひどさ」も感じる半面、習近平という人の「普通の男」としての素顔がとてもよくわかりました。
子供の頃に文化大革命で大変な苦しい生活をしたこと、中国一の美人妻を電撃婚で口説いたこと、とても慎重に出世のために実績を積んできたことなどが、多くの肉声やエピソードで描かれています。
日本に対してどんな印象を持っているのかが、もっと知りたいと感じましたが、著者が言うように、日本との接点がほとんど無かった人のようなので、あまり印象はないのかもしれません。
とにかく、マスコミ嫌いで世界中のメディアやビジネスマンたちが「謎の男」と呼んでいるそうなので、日本でこれだけ詳しい伝記が書かれたことは非常に驚きです。
著者の丹念な取材、冷静な分析がとても印象的でした。
文句無く、習近平という人を知る最良の本だと思います。