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源氏物語の京都案内 (文春文庫)

価格: ¥780
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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まとまっています ★★★☆☆
カラー写真も入って楽しめます。京都案内としても面白い。でも「読みどころ」の部分はちょっと?という感じもあるので、意外と読んだことのある人向きかも。企画物としては文庫だし、こんなものかなというところ。
さすが1000年のベストセラー作は違うと実感 ★★★★☆
学生の頃は古文嫌いでしたが、
着物の色や柄を見ていて歴史を感じるようになり、百人一首を覚えてみたら古文をもう少しやってみたくなり、源氏物語に行き着きました。
とにかく長い絵巻物ですが、この本は、それぞれの巻きの概略と、それにまつわる京都の街や神社仏閣や景色とお菓子を紹介してくれています。
悠久の昔に思いを馳せながら、古都を歩くには大変重宝するでしょうし、
また嫌いだった古文の概略を一度読んでみると、源氏物語というのは、平安時代の王朝貴族の恋愛模様だけでなく人間関係の微妙な機微の描写もまた鋭く、さすが、1000年もベストセラーになっている小説だけあると
関心すること仕切りでした。

長い小説を読むには抵抗を感じていた人に、導入編としては大変よいかと思います。

『源氏物語』ガイドブックとして活躍が期待できそうな一冊です ★★★★☆
それぞれの巻ごとに、おおまかなストーリーや系図、京都の見どころにお菓子が載せられ、巻の
一つひとつが古典の宝石箱のような感じがします。
なにしろあちらこちらで契っているので、誰が、誰と誰の間の子か…などが、『源氏物語』の
初心者には、なかなか頭に入りにくいように思います。巻ごとの系図が役立ちそうです。
また、いろんな人が現代語訳に取り組んでいて、その個性や好みを少し味わうことのできる
コーナーもあります。

たいへんに暑くなってきましたが、この夏も京都は、団扇とタオルとペットボトルを持った
観光客でいっぱいのようです。猛暑もなんのその、京都の魅力をしっかり訪ねています。
買いです。 ★★★★☆
源氏五十四帖を非常に手際よくまとめており、常日頃「『源氏』は読んだ」と憚ることなく口にしてはいても、登場人物の誰それと言われれば答えられないことも多い自分のような者には、その回毎の人物関係を説明した図解と併せて、たいへん重宝な一冊です。数年前に完訳を為した瀬戸内寂聴の文章も、74年のものとは思えない地続きの内容で、作者の一貫した「源氏」への姿勢を思い知らされます。また、「現代語訳で見る『源氏物語』」も、このように横並びで比較して読んだことがなかったので、改めてその手触りの違いに驚かされました。ただ、谷崎の訳に触れた部分の記述は、著者の谷崎への思い入れ(先入観?)があるのかもしれませんが、「美少女云々」は少し悪ふざけに過ぎるようにも思います。とは言え、詳細な地図を施した本書を片手の京都散策も十分にあり得る話で、そういった意味では手軽な文庫であることもまた有難かったりします。
平成の「源氏物語」を楽しむ ★★★★★
平安時代に書かれた「源氏物語」であるが、その時代ごとに様々な解釈や楽しみ方があった。
この本は、平成の今、「源氏物語」と「京都」をリンクさせて楽しむのに最適な本だと思う。
源氏物語各帖のあらすじ・系図・読みどころ・京都の観光スポット・京都の菓子・美術品が掲載されている。
あくまでも一般向けにまとめられたものであり、わかりやすく無駄がない印象を受ける。
系図にイラストが描き添えてあり親しみやすく豊富なカラー写真も美しい。

瀬戸内寂聴氏の宇治十帖にまつわるエッセイや、源氏物語の一場面を各作家による「現代語訳」で比較してみるなど、読み物のページも充実している。
「源氏物語千年紀」の今年、この本を片手に京都を訪ねたいものだ。