初期の最高傑作のカップリング
★★★★★
リタ・クーリッジの初期の傑作Anytime…Anywhere/Love Me Againの二枚のカップリングCDです。
後期に若干のスマッシュヒットはありますが、個人的にはこの二枚があればリタの魅力を
ほとんどは堪能出来ると思います。1977年と1978年のリリースのアルバムですが、今聴いても
全く色あせる事の無いサウンドだと思います。昼に聴いても夜に聴いてもマッチするサウンド
です。当時避けて通ることが出来ないAORサウンドのボス「ボズ・スキャッグス」の名曲2曲が
これらのアルバムのハイライトとなっているのも興味深いところでしょうか?
Anytime…Anywhereでは超名曲「We're All Alone」、Love Me Againでは「Slow Dancer」が
感涙ものの仕上がりで、いつ聴いても感動します。
その他、「クレイジー・ホース」と言うバンドの曲ですが、隠れた名曲「I Don't Want to Talk About It」、
知る人ぞ知るSSW「David Lasley」のアルバムタイトル曲にもなっている「Love Me Again」など、
名曲が満載で捨て曲はなしのアルバムです。本当に脂の乗った時期のアルバム2枚なので、
お買い得でしょう。この様なアルバムはすぐに廃盤になるので早めの購入をおすすめします。
なんとも癒しの声質のボーカリストです。