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Who Speaks for Planet Earth

価格: ¥1,159
カテゴリ: CD
ブランド: Tooth & Nail Records
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トランスロック? ★★★★★
元々メタルバンドだったのが何を血迷ったのかトランスに傾倒して、出来たアルバムがT&Nと契約してリリースされました。
トランスとロックおよびメタルと聞くと懐かしい(泣)エンターシカリなんかが思い出されますが、よりこちらの方がポップですし、ハードコア要素も一切なくて聴きやすい。

5人組、ツインギターにシンセにドラム、Vo.がプログラミング兼任。つまりベースが居ません。
サウンドはエレクトロニカとダンスミュージック色が強く、メロディだけで言えば完全にトランス。
ドラムは打ち込み・・・にしか聴こえないのだけれど、メンバーにドラムが居るから自分で叩いているのだろうか?
サンプリングやシンセで効果音入れてみたり、エコーをかけてみたりと、曲の細部まで手が込んでいます。特にトランスサウンドに突然シンセがピアノのように入るのは面白いです。
Vo.はエモ系のVo.です。なかなかの歌いっぷりですが、その声自体にヴォコーダーをかけてデジタルな感じにしてみたり。
あとバックVo.もかなり上手い。声質が若干違うのでそれぞれが際立ちます。
元がメタルバンドだったかも知れませんが、重さがなく、実際音はトランス的ぺらっぺらな軽さで、サクッと聴けます。

一番シンセが美しい#8が気に入ってます。序盤から結構いい曲が続きますが、本当にダンス用なのか後半も#10など盛り上がります。
クラブハウスでDJなどが弄るには最適なアルバムじゃないですかね?面白いと思います。