役に立ちます
★★★★☆
この父親の生き方は迫力があると思います。しかもただ強引なだけではなく、経営者としての勉強も素晴らしいものがあると思われます。本書の中では安岡正篤の言葉が引用されるなど、おそらく様々な知識を身につけられた人物と思われます。また、関西では昭和40年〜50年台にはこのような大人がたくさんおられたと記憶していますので懐かしい気持ちがもいてきました。精一杯生きることに努力してきた人物の生きかたをみなさまもお読みください。
私はこの本を読んで約2ヶ月たちますが、今でも「仕事は慣れたらアカン」という言葉が印象に残っております。
考えさせられました
★★★★★
日々の仕事において、自分自身も含めて「マニュアル」を求める傾向が強い中、自らの頭で「考えろ!」というタイトルは非常にインパクトがありました。
本文を読んで思ったのが、自分は脳を使っていただろうか? という気付きでした。
パターンだけを追いかけて、考えていない、考えずに安全で安易な方法ばかり探している自分に気付きました。 社会人15年目で遅いかも知れませんが、もう一度自分の脳みそを鍛えたいと感じさせてくれました。
ビジネス書としては×
★☆☆☆☆
ビジネス書としてのレベルには厳しいものがあります。ビジネス書??といえばそうとれなくもない??くらい。
親子愛を感じられる読み物としては面白いかもしれませんが。
春山満氏は講演会などで知っていおり、そのためあの方のレベルの高さを知っている分残念でした。
正直、息子の哲学は社会人としてヒエラルキーの中での経験が少ない人が書いた哲学という感じ。思ったことをすっと書いただけ、かな。世間に対して上から目線の文章に甘さを感じました。それが若者の新しい風となるならそれはそれでいいかもしれませんが。
ビジネス書以外のカテゴリーならもう少し評価をあげます。
お奨めの読み方は・・・
★★★☆☆
私は春山氏を講演会で見たことのあるものですが、4コマ漫画に爆笑させていただきました。
お奨めの読み方は先ず、4コマ漫画で春山氏のイメージを焼き付けてから読むと一層面白くなるかも。また一度読んだだけでは見落としがちなメッセージが、二度目に拾い読みすることで味が出てきました。「人は自分の性癖に見合った事象にしか出会わない」にはグッときましたね。また其れを読み解く二代目さんには「自分の親父をここまで客観的に見れるのか」と感じました。
何れにせよ、照れがないことが流石ですね。お二人とも。
中国の故事や吉川英治など・・・事例が豊富。
★★★★☆
厳しく、重たい言葉もありながら、忘れてはならない大事なことに気付かせられます。
本の内容には春山さんの実体験は勿論のこと、
吉川英治や海外の有名な画家(モネ、ドガ)、中国の故事などが引用され、事例が非常に豊富。
内容に一層の深みが感じられ、説得力があった。