キャッチーなメロディと壮麗なシンフォニック性
★★★★☆
FROST*で活躍するヴォーカル/ギタリスト、デック・バークのアルバム。2010作
ヴォーカル、ギター、シンセもこなすというマルチプレイヤーで、曲ごとにベース、ドラムのゲストを迎えている。
キャッチーなメロディと壮麗なシンフォニック性が合わさった質の高いサウンドは、
やはりFROST*にも通じるものがあり、モダンなアレンジはIT BITES的でもある。
きらびやかなシンセワークと、プログレハード風味の軽やかさで聴き心地はいいのだが、
全体的にはデジタル気味の音圧バランスがやや一本調子にも感じるのが惜しい。