ジャズ・スタンダードを歌うケニー・ランキン。
★★★★☆
1995年に発売された本作は、オリジナルは1曲のみで、他は全てジャズ・スタンダードが占める。
しかもランキンは、ギターを弾かずにピアノ・トリオをバックにボーカルに専念している。
それにしても、甘く優しい彼の声のなんと素晴らしい事。
ジャズ・スタンダードにも、見事にマッチしている。
母に捧げたという唯一のオリジナル曲(12)も、彼の歌声とピアノが綺麗な素晴らしいナンバー。
ひとつ残念なのは、個人的に好きな彼のギターが聴けないこと。
ちなみに、このCDは、2008年リマスター盤。