ノベライズ第2弾は生徒会執行部がメインで書かれています最初は椿と瑠海の猫探しやスケットダンスでお馴染みの謎解きの話しのクック・シェル事件や他作のパロディのクエストダンスなど今回もとてもはちゃめちゃな内容で!ただ個人的にクエストダンスのラストがあっさり過ぎて一山欲しかったところです。漫画のノベライズでこの出来は良いですね、はい作りましたという感じもなくクックシェルは正にスケットダンスならではのストーリーだと思いますこの先も長く続いてほしいです

人気学園コメディ『SKET DANCE』のノベライズ化第二弾。
全６篇を収録し、椿佐介をはじめとする生徒会の面々に焦点を当てた内容となっており、書き下ろしイラストも。

定例会議を始めた椿だが、皆の様子はどこかよそよそしく…　？（第1話）　
迷子の猫を探しているボッスンの妹・ルミ。そこに椿が現れ…。（第2話）
秦葉が講師を勤める料理教室の開催を妨害した犯人の正体とは？（第3話）
置物と呼ばれながらも抜群の知性を誇る生徒会長・安形の休日。（第4話）
ド○クエ風世界で目覚めた椿が冒険の旅に出る番外編。　　　　（第5話）
部室で今巻の出来について言及するスケット団の面々。　　　　（第6話）

特に大きな破綻もなく綺麗にまとまっており、前巻よりも読みやすい。
前回が、主役3人をメインに据えたキャラ性とネタに任せた作風だった事を考慮すると、
今回は、生徒会5人を主軸に据えて彼ら（と著者）が手に負えるレベルのネタを扱った、地に足のついた作風である。
メインエピソードである第三話「クック・シェル事件」でそれは特に発揮されており、
丁寧なその描写は、平林氏がスケダンとの付き合い方を心得たということだろうか。

漫画本編の補完という意味では、今回の生徒会というチョイスは正解だと思う。
主役3人の扱いを気にする人には厳しい出来かもしれないが、
原作での登場以降もっと生徒会のエピソードを読みたかった人は、是非！