島田 光。
★★★★★
元祖旅ゲー。今更ながらプレイして、皆さんが言われるとおり旅に行きたくなりました。日本をあちこちまわる旅好きの私も、もう一度行きたいと思わせてくれる。リアルに近い情景とストーリーでした。このゲームのように、旅って結構切なさが残りますよね。必ず還らなければなりませんから。その別れの感情を、しっかり再現していると思いました。さて、そのよいストーリーの中でも自分が一番感動したのは、以外にもPS2番で追加された、アイツ<島田光>のサブストーリーでした。作中では故人として語られる彼女の、主人公と北海道にオーロラを見に行こうという現実日本を舞台にした逃避行は。いろいろな意味でとても感動させてくれた。中学生と言う年齢とともに難しい男女の恋心、大人への抵抗、子供の自分の限界、それらに苦しみながら、いろいろな冒険と人に支えられ進み、そしてお互いに今隣にいる人が、真に大切なパートナーと気づき乗り越えていく。そして青森ベイブリッジでそれを確かめ合った二人は、そこでつかまるも諦めとは違う決意をする。二人で次こそオーロラを見ようと。それからの彼女は迷いなく主人公を愛していく。悲しいことに彼女が故人である故に彼女視点で語られるその思いは、強く強く心を震えさせてくれ目頭が熱くなりました。彼女に対してのレビューをあまり聞かないためここに書いたのですが、PS2番にてプレイしていない方がいらっしゃるのなら、このゲームの立役者である彼女の思いを、是非体験して欲しいです。
北海道へ、行こうよ。
★★★★★
PS2で良質な恋愛アドベンチャーを送り出してきたフォグの代表的な作品がベスト版で再発売です。
今まで中々値段が下がらず、PS版で妥協しようとしていた人にとってはうれしい知らせ。
フォグのジャケットはベスト版でも装飾が凝っていて安っぽさが感じられないのでその点も安心です。
物語の概要は北海道道東から道北にかけてのバイクでぶらり一人旅の旅情物。
移動中は東西南北自由に行き来出来るので、プレイヤーの気心の向くままに進むことが可能です。
相棒にまたがり一人旅を満喫するも自由、地元民やライダー仲間との触れ合いを楽しむも自由、
そして行く先々で知り合う女の子達と恋中に落ちるのも自由です。
実写を用いたCGにより、実際の旅気分とは程遠いにしても大自然の美しさや喧騒とはかけ離れた環境に
色々と思いを馳せさせられることでしょう。実際に風雨来に感化されて北海道に足を運んだ方もいるようです。
メジャーな観光スポットから地元民しか知らないようなマイナーな場所まで紹介してますからね、侮れません。
難点を挙げるとすれば一人旅だと若干単調気味になること、
女性を交えての二人旅は華があるものの行動に制限がかかるところでしょうか。
旅気分を味わう作品としては概ね粗の少ない良作品と言えます。
PS版と内容は殆んど変わりませんが、画像の解像度が段違いですので多少値が張ってもこちらをオススメします。
旅好きな人なら良作
★★★★★
泣けます(汗)切ない恋物語。まぁ恋愛抜きにしても北海道の雰囲気を味わえますのでそれも良いです。自分も車でよく北海道旅行行くのですがついついこの作品に出てくる食べ物、名産物?、隠れた名所などを現地で体験してしまう程です(苦笑)。この作品の欠点は広大な北海道の中から彼女等を探し出さないといけないのですからかなり難いです…攻略本等必須?
よく悲恋作品と言われてますが続編の2関連で1のあるヒロインが主人公と同じく旅をまた続けているとゆう事が分かったのですしあながち悲恋とは言えないかと。旅を続けていればいつかまためぐり逢えるはずです。多分3あたりで(苦笑)
切な過ぎる・・・残念
★★☆☆☆
あらすじとしては道東から道北に掛けて旅をし、ヒロイン達と出会い恋愛をします。
結論を言えば、『報われない恋愛をする』と言う事でしょうか。
大変切ない内容です。
確かに北海道の自然等が実写で登場したり、魅力のあるヒロイン達が登場するので途中までは楽しめますが、終わりに近付くに従い製作者達にはハッピーエンドに恨みでも持っているのか?と疑問を持ちたくなる程に感じました。
もしあなたが暖かく癒される様な恋愛を、それもハッピーエンドを求められるのであれば、この作品はオススメ出来ません。
なんせ、とても切ない終わりを迎えてしまうのですから。
残念です。
ハッピーエンドなら、★5でも問題ない位なのに・・・。