それにジェイのルーツはどう聴いてもジャズでは無くロックだろう。細い弦にのるビブラート、タイミングの取り方はジャズからは遠いと思う。意気込みは評価するけどジェイはディストーションをたっぷり効かせチョーキング満載のスタイルが一番。
でもこのジャケットはあんまりです。いまどき素人でももう少し気の利いたものは簡単に作れます。
このCDでジャズ・ギターに興味を持った方、一度Howard AldenやRon Affifなんかを聴いてみてください。
そして、半ば怖いもの見たさで買ってみました。
結論!良過ぎ!今までビバップってとっつきにくいと思っていた方、
そしてメセニーやベンソンファンの方、そして何よりも今までの
ジェイグレイドンファンの方、絶対お薦めです。
プレイも最高ですが、曲も最高。チャーリーパーカーが生きていたら
是非共演してほしいと思わせるような、
COOLなナンバーのオンパレードです。
さて、メンバーですが、ドラムのデイブ・ウェックル以外は
有名どころはいませんが、相互のコミュニケーション抜群のユニットです。
このメンバーであと2~3枚はアルバムを作ってほしいものです。
もう少しフュージョン色を出したものも聴いてみたいですね。