野菜のだしの取り方，豆の下ゆでの仕方，雑穀の炊き方等写真付きで丁寧に教えてくれています。肉はハムやパンチェッタがごく一部のみで，後はアクセントとして，魚介．チーズ等の乳製品が使われています。油は殆どがオリーブオイルです。
有機栽培の野菜と無添加の調味料で作った料理をサーブしているレストランのオーナーシェフの，野菜を主役にした洋食の決定版と言った処でしょうか。どれも華やかで主菜として堂々とテーブルを飾れる様な料理ばかりで，見ているだけで刺激されます。盛りつけも華やかで美しく，勉強になります。
パンやデザートのレシピもあって，パンは天然酵母の発酵の仕方から教えてくれます。
料理はどれもパーティやお祝いの席でも喜ばれそうものばかりです。

装丁も写真も美しく、野菜のレシピという要素もあって
清潔感溢れる、カラフルなレシピ集です。美しいです。

野菜のブロードによって、私の料理の幅も広がり感謝です。
野菜の表皮の美味しさに目覚め、凝るようになりました。
素材選びが大事ですね。

写真が美しいので、つい出来上がりに過剰期待してしまうの
ですが、意外とよくある味だったりして、プレゼンテーション
って大事だな、と思うこともありました。

イタリアンなので仕方ないのですが、折角「野菜」の料理本でも
チーズを使うレシピがかなり多いので、何となく「牛」を感じます。

塩は大事な大事な調味料ですが、この本は「適量」指示が多く、
きちんと書いてくれないとイヤ、という方には向いていない
かも。オリーブオイルも「適量」表示が多いです。

イタリア料理の技法をベースにした野菜をたっぷり使った料理を、「冷たい料理」「温かい料理」「スープ」「パン」「デザート」の各章に分けて紹介する。「冷たい料理」では、野菜や豆がたっぷりのサラダや、常温でもおいしい煮込みや焼きものなどが登場。つくりおきできるので、短時間で提供できるのが特徴で、前菜やデリカテッセン、酒のつまみなどに最適。また「温かい料理」では肉、魚料理のつけ合わせとしてだけでなく、メインになるボリュームのある料理も多数。具だくさんの「スープ」とともに、ランチメニューなどの一品としても役立つ。野菜のおいしさ、野菜の力を再発見する一冊！

野菜本来のおいしさを存分に引き出した、オリジナリティ溢れる素晴らしい料理がたくさん紹介されていて、とても充実した内容になっています。
野菜のブロードや下処理の方法などにはじまり、冷たい料理、温かい料理、スープ、パン、デザートの各章で構成されており、それら全てを通して野菜の魅力を再発見できる本だと思います。

料理のみならずデザートも簡単でおいしいものが集められていて素晴らしいです。

私も野菜中心のバランスのとれた食生活を送り、毎日元気に楽しく過ごしたいと心から思いました。