人は、人のために尽くして、初めてその人に価値が生まれる
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大塩平八郎が好きななので、購入しました。
この本に取り上げられた人物は、皆、世のため人のため尽力された、私心無く、清廉な方々ばかりです。
その清々しいばかりの眩さは、対峙した人の心に、畏敬の念と同時に陰をもたらしてしまい、皆、平穏な人生とは無縁の人生を送ることになってしまいました。
翻って、現代を見つめてみましょう。人々の心に、濁りが生じてしまっている、と感じませんか?
そんな現代社会を生きる我々にも、このように清廉な方々の血が、精神がいきづいていることを、この本を読むことで改めて思い起こさせてくれます。これからの日本を背負って立つお子さんはもちろんのこと、大人の方にも、是非手にとって欲しい本です。