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探偵映画 (文春文庫)

価格: ¥660
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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映画ならではの結末。 ★★★☆☆
作中で作られる映画の犯人は誰、というミステリーなのですが、
確かに、結末を知ってびっくり。
映画ならではの結末ですね。
作者はきっとこのからくりを思いついた後、プロットを考えた
のだろうな。
ミステリー映画好きなら、さらに楽しめそう。
我孫子武丸の隠れた名作 ★★★★☆

映画監督の大柳登志蔵が、新作映画『探偵映画』を撮影中に謎の失踪を遂げる。
映画はほぼ完成していたが、結末や作中の誰が「犯人」かは監督しか知らない。

残されたスタッフと出演者は、撮影済みのシーンから「犯人」を
推理し、自分たちだけで映画を完成させようとするのだが……。



一つの映画の結末について推理合戦が行われ、複数の仮説が並列される
という『毒入りチョコレート事件』の《多重解決》の趣向と、「叙述トリック試論」
を著した作者らしい、映像ならではの叙述トリックが盛り込まれている本作。


監督が失踪した理由については、すぐにぴんと来たのです
が、作中作の結末と「犯人」には、素直に驚かされました。



ちなみに、本作と同様に《多重解決》+映像という趣向が採られた作品として
は、米澤穂信『愚者のエンドロール』がありますので、未読の方は是非どうぞ。





読んでる途中はつまらないが読後はスッキリできる。 ★★☆☆☆
監督が失踪し途中まで作ってある映画のラストをどうするのか?犯人は誰か?ではなく犯人を誰にするか?というアイデアは面白いんだけど読んでいても何か退屈な感じ。しかし監督が用意していた真実のシナリオがわかったとき「ほう、そうだったの」というとてもスッキリできる小説です。読んでいる途中では楽しめないが読み終えると満足できる。という不思議なお話。
本当に!?な結末 ★★★★☆
話のテンポが良い部分と悪い部分が交互に訪れるような話で、
正直後半部分からは「つまらない」とさえ、思い始めていた。
そんな映画のタイトルばっかり並べられても、私知らないよ…という風に。

が、失踪した監督が戻り、機密にされていた映画のラストシーンの
からくりが明かされた時、目が点になった。

嘘でしょ?本当に?そういうことだったの?そんなのって…

と言葉で表すことは難しいが、とにかく衝撃を受けた。
その手前まで感じていた不服が、一瞬にして覆されたと言っても過言ではない。
もしかすると私のように、読んでいて途中ダルさを感じた人のほうが、
受けるショックは大きいかも。古いので新書はなかなか見つからないかも
しれないけど、図書館とかなら何とかあるはず。是非ご一読ください。
一人も死なないミステリ ★★★★★
作中に出てくる映画のタイトルは殆ど知らなかったんですが、十分楽しめました。

知られざる映画製作の裏側。主人公の恋愛。監督はどこへ?映画の結末は?
誰にでも気軽にお勧めできる良作だと思います。