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UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION VOL.4 初回限定版 [DVD]

価格: ¥3,200
カテゴリ: DVD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
   「COLORS」「誰かの願いが叶うころ」「Be My Last」「Passion」「keep Tryin‘」という4つのミュージック・クリップを収録。楽曲の世界観とシンクロしながら、感情のグラデュエーションを(彼女の表情を中心とした映像で)表現した「COLORS」、寺尾聰、樋口可南子、及川光博、要潤という個性的なキャストを配し、前衛的ともいえる演出を採用した「誰かの願いが叶うころ」(モノクロームの映像も美しい!)、巨匠ヴィム・ヴェンダースの代表作「ベルリン・天使の詩」を想起させる設定が印象的な「Be My Last」、奔放な色使いとモダンダンスの要素を取り入れたパフォーマンスを融合させた「Passion」、彼女自身がスチュワーデス、学生、主婦、ホステスなどに扮する「keep Tryin'」はいずれも、独創的な発想と高度な映像技術が駆使されていて、(楽曲と同様)完全に世界レベルに達している。短編映画のオムニバスとしても楽しめる、きわめて質の高い映像作品集。(森 朋之)
紀里谷和明監督の評価 ★★★☆☆
本作は宇多田の元パートナーだった紀里谷和明がほとんどを監督している。紀里谷監督の評価というのは結構難しい。ミュージックヴィデオとして観ればもの凄くインパクトもあるし、見応えも充分だ。しかし元妻(当時は妻)の世界観と紀里谷の映像観が一致していたのかというと、必ずしもそうではない。紀里谷は「キャシャーン」や今撮ってる「ゴエモン」など基本は豊富な資金力を背景にした映画にある。もっとも「キャシャーン」が映画か、と言われると「ミュージックヴィデオみたい」ということになるので、音楽と映像の狭間に位置する作家といえる。例えば「Be My Last」は三島文学の映画化「春の雪」のエンディングテーマである。しかし本作の舞台はプラハ。ここにアーティストと監督の思想の違いが現われていないか。パートナーを解消したのもこれからしばらく後であり、少しづつ相違点が出ていたのかもしれない。宇多田はもっとシンプルなヴィデオでよいはずだ。なぜならば楽曲そのものが申し分ないものばかりだから。それこそ行定勲などと組んでほしい。アメリカでヘンテコなプロモーションをするなど、彼女の周りにいる者たちがいじくりすぎだと思うので、もっと日本に根付いた環境を作ってほしい。YUIじゃないが映画出演なんていうのも観てみたいな。楽曲は星5つだが、これはDVDなので映像力の評価で3つ。
いいかも ★★★★☆
これまでのUH1〜3は全てが曲〜メイキング〜曲の繰り返し
今回のように連続で編集してもらった方が良い

個人的にはUH3のTravelingが最高に好きな曲で
PVも楽しく仕上がっている

ここにきて、ようやくそれに似たKeep Tryli’で
やったね〜♪と楽しくなる

実はこのPVに宇多田本人も別の番組で認めている
パンチラ(笑)画面があるのを知ってますか?

あえてどことは書きませんがポーズで確認しました(笑)
これも購入の楽しみ??
ファン御用達… ★★★★★
宇多田ファンには嬉しい「UHシリーズ」の第4巻。
紀里谷和明氏全開の「UH3+」とは違って、今回はドナルド・キャメロンといった新しいディレクターが加わって新鮮な印象。でも紀里谷和明氏のクリップが登場するとなぜか安心したりして、宇多田には紀里谷クリップが良く似合うことを改めて感じました。

「COLORS」はこのドナルド・キャメロン氏の作品。日本を意識した紅葉が印象的。そしてメイキングでは、夕食に七味を大量にかける宇多田が印象的。そんなにかけて、辛くない?
「誰かの願いが叶うころ」はこの人しかいないでしょうという紀里谷氏登場。クリップ登場人物も寺尾、樋口をはじめとする「CASSHERN」カルテット+宇多田でした。メイキングでは、歌詞を紀里谷氏が簡単に解説してくれますが、これがわかりやすい。やっと歌詞の本意がわかりました。
「BeMyLast」はプラハのエキゾチックな雰囲気漂うクリップ。ただ、あの車にはねられるシーンだけは好きではありませんが…。メイキングで紀里谷氏は「オーディエンスに迎合しない」と言っていますがねえ……。
「Passion」はCG全開。あれ、これメイキングは無いの?
「KeepTryin’」はアラ懐かしの「traveling」スタイル。宇多田の百変化が見られますが、私は婦警さんのミニスカート姿がお気に入りです。
それに別ディスクでインターネット版アンプラグド「BeMyLast」「Passion」が付いてこのお値段。「UH2」「UH3+」に比べて地味な印象ですが宇多田ファン御用達でしょう。

これに「ThisIsLove」と「BLUE」が入っていたら最高なんですが、それは次回作「UH5」までのお楽しみなのかな。
は、入ってない・・・。 ★★★★☆
宇多田ヒカルの映像作品「UH4」、CDのオマケという扱いでPV入りのDVDを発売するのが当たり前のようになってしまった現在では、これぞ映像作品!という感じで発売しているのは「さすが宇多田ヒカル!」と言ったところ。
映像作品自体は旦那様がついている限り心配ございません(「SAKURAドロップス」を初めて見た時の感動ほどではないが)。

ほとんどCGを使わずに、見ている側に物語の解釈をまかせるような「BE MY LAST」、正直思わず事故シーンでは「はっ」と息を呑んでしまった。
これでもか!とCGを使いまくり天空世界で歌い踊る宇多田をカラフルに彩る「PASSION」。
JANETの「ALL FOR YOU」張りにダンボールで作った世界で人物を際立たせるような「Keep Tryin'」、コスプレは個人的には、う〜ん…。
等、約4年分のPVを収録。すでにネット配信で見ていたアンプラグド・ライブ2曲はまあまあ。

しかし、勇み足で買ってしまったため収録曲を確認していなかった。てっきり全米アルバムからの「EASY BREEZY」や「YOU MAKE ME WANNA BE A MAN」も入ってるかと思っていたが、入ってない…。せめて後者はDVDとして発売されていないのだから入れてくれてもよかったのでは?と思ってしまう。

しかし一通り見ると、なるほどやはりよくできてる。なんにしろ「宇多田ヒカル」というポップセンス全開の曲が下地にあるのだから悪いはずがない。旦那さまもよく彼女の曲を表現できているし、もっと評価されてもよいと感じる。
見ていてやはり面白い。 ★★★★☆
宇多田ヒカルの4thミュージッククリップ集。
豪華さは「UH3」にやや劣ると感じたが、これも色々な宇多田ヒカルを見る事が出来る。

今回のクリップの中で一番見応えがあるものは「PASSION」だろう。
「UH3」の「travering」、「SAKURAドロップス」といった華やかな映像美が好きな方(私もその内の一人)はきっと気に入ると思う。

また今回のクリップ集は、メイキングはメニュー画面で選択して見るようになっており、「UH3」のように再生すると「メイキング」→「作品」→「メイキング」→「作品」と、強制的に見せられる作りになっていない。
BGM代わりに「作品」だけを延々と流しておきたかった私にとっては大変ありがたい作りになっている。