七海ななの性感度アップのターニングポイントになり得た
★★★★★
七海なな(ななうみ なな)の性感度アップのターニングポイントになり得たような意味の深い作品だった。
性感度がかなり良くて速くアクメ(オルガスム)に、ただし浅いアクメでしかなかったので、長い深いアクメに到達させるようにするために、七海ななにアクメをできるだけ長く我慢させる訓練が施されるという趣向。これには七海ななに対する事務所の期待が感じられる。
男優のさまざまな性技で、「よがり声を我慢する」「気持ち良くなって体がクタンとなってもすぐに立ち上がる」指示が監督からたびたび出されるが、まだ経験の浅い七海ななは何度も注意を受けながら、少しずつ少しずつ我慢できる時間が長くなっていくようだった。
最後の「卒業検定」では二人のベテラン男優に超絶技巧で攻め立てられ、何度もギブアップしかけるが、「頭の中が真っ白」「何も考えられない」状態になりながら長時間必死に耐え頑張る。
快感を体をくねらせ口を押さえたりしてこらえて表現し、何度もアクメに到達するが、最後には大きな快感のあとの「クスグッタさ」を乗り越え、新しいアクメの幸せな段階を体験できたようだ。
顔が紅潮してとても美しかったなあ。
全体が明るく元気な七海ななキャラのトーンで始まり終了する。最終的に安堵と達成感と爽やかさに包まれる気持ちの良い作品だった。
すてきな笑顔、この明るさ、元気さ、自身は前向きでしかも他の人をも励ます姿勢。これらは七海ななの作品に共通するトーンで、キャラにジメジメとした暗いところが無いのは、観客に『夢』も与えてくれる女優であると思ったことだ。ありがとう。七海なな!