中国の文化も同時に学べていい本です。簡単な中国語で書かれているので読みやすいと思います。ピンインがあるとよかったのですが。。コンパクトで持ち運び便利、気のきいた文章を覚えるのに最適です。

中国語個人レッスンの教材の一つとして本書を選びました。講師は読んだことがなかったそうですが、「なかなか良い本ですね」とのことです。音読して「ダメ出し」をしてもらうのも文の構成を知る良い練習になっているので、ＣＤが付いていないのがかえって役に立っているような．．．。

それほど堅苦しくない文体のようですが、それでも口語と違う書き言葉に触れることができます。四字熟語も日常的に使うものがけっこう出てきて自然な使い方がわかります。

また、内容が中国人と話すときの話題をいろいろと提供してくれるので、会話の練習にも役立っています。

小さくてコンパクトな本ですが、洗練され且つ分かりやすい中国語で日中文化論を教えてくれます。大学の時にこんなテキストで日中異文化論などを勉強したかったなと思いました。テレビの中国語講座そのままの陳先生の優しく親しみやすい雰囲気がとても気に入りました。

中国と日本の文化の違いを日常的な観点から紹介している本で、中国語で書かれています。各エッセイがコンパクトにまとめられており、気楽に読めるわりに内容はなかなか興味深いものが並んで充実しています。プレゼントをあげるときにかける言葉の日中での違いを指摘する文が私には面白く感じられました。著者は日本の文化習慣を（やや典型的にすぎるというキライはあるにせよ）よく理解していると思います。本の前半は中国語部分で、その日本語訳が後半にまとめて書かれています。中級レベルの人なら訳を見る必要を感じないでしょう（訳よりピンインをのせてほしかった）。他にいいと思うのは「中国語の本を読んだ！」という達成感を与えてくれるところですね。

NHKラジオ講座「中国語講座」を聞き終えて、次は何をやろうかなと考えていたところ、この本に出会いました。
中国語に限りませんが、外国語を勉強する際、日本と違う所を知る事が、楽しみの一つになると思います。
この本はまさにそういう違いだけを集めています。
ピンインはありませんが、自分で調べるのは力がつきますし、そんなに難しい単語は出てきません。
現にこの本を読んで、「中国語・中国って面白いな。もっと勉強したい」と思いました。
ハンドサイズだし、初級でも読める内容なので、まさに「おやつ」感覚で楽しめる本です。